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【官民連携】熱量ある公務員たちとの勉強会。全国の知見を横展開する

夜でもヒルタです。
私、晝田浩一郎は、自治体と企業をつなぎ連携・共創を促進する仕事をしています。また、内閣府から企業版ふるさと納税マッチング・アドバイザーを委嘱いただいています。詳細は、自己紹介noteをご覧ください。

全国の熱量ある公務員たちと「官民連携」「企業版ふるさと納税」「ふるさと納税」について勉強会を実施しました! 主催してくれました加古川市役所の栗林さん(愛称:くりりんさん)、貴重な機会をありがとうございます!

勉強会に公務員界隈で有名な方々が!

オンラインの良さを活かし、全国各地のたくさんの方々に参加いただきました。そのなかで、メインの「語り手」となったのがこの方々。公務員界隈だと有名な方々です。私も含めて、元公務員という方もいますが!
岡崎市(愛知県)、神戸市(兵庫県)、備前市(岡山県)、富田林市(大阪府)、宮崎市(宮崎県)、流山市(千葉県)、加古川市(兵庫県)がメインとなり、トークをすすめていきました。約20名の方々がご参加いただきました!ありがとうございます!!

カタリバ イノベーションHOLG

【語り手】
晝田 浩一郎(ひるた こういちろう)
複雑化する社会課題解決を目指し、自治体と企業との連携を促進している元スーパー公務員。2020年4月から「善き前例をともにつくる」を標榜する株式会社官民連携事業研究所にて活躍している。 岡崎市役所勤務時に、プライベートで2016年から商店街の空き店舗を借り「ここdeやるZone」(略称:ここやる)、サードプレイスコミュニティを創出。2017年にCode for AICHI、"シビックテック"を広める活動を開始。【人と人、人と地域をつなげる活動】をとおして仕事でも、プライベートでも枠を超えたつながりで地域活性化に取り組んでいる。

秋田 大介(あきた だいすけ)
神戸市に入庁後、 都市計画局計画部計画課、工務課、建設局西部建設事務所、都市局計画課、企画調整局つなぐラボ特命課長、環境創造課を経て、株式会社イマゴトを設立。 都市計画から官民連携まで幅広いキャリアを積む。 被災地支援、アートプロジェクト、NPOの立ち上げなどを通じて様々など社会課題に向き合う市民プロジェクトのサポート活動も行っている。

同前 嘉浩(どうぜん よしひろ)
建設会社等5年で6回転職→水道企業団5年→建設5年→農林2年→ 企業誘致1年→観光1年→下水4年→危機管理4ヶ月→ふるさと納税8ヶ月→プロジェクト推進1年→教育DX推進1ヶ月→1ヶ月だけの支所応援勤務中

納 翔一郎 (なや しょういちろう)
富田林市入庁後、課税課市民税係→大阪府総務部市町村課(人事・給与制度等を担当)出向→市長公室都市魅力課でシティプロモーション・官民連携担当→商工観光課の観光振興担当。2023年2月より、株式会社トラストバンクへ転職。

【相談者】
河尻 和佳子(かわじり わかこ)
流山市役所マーケティング課 民間企業で営業、マーケティングを担当した後、住む街である流山市でプロモーションをてがけ、現在は課長。
小川 綾 (おがわ あや)
2010年宮崎市役所入庁後、契約課(契約書作成&入札の日々)→地域コミュニティ課(NPO法人担当、熊本地震被災地支援業務)→議会事務局(議会の世界を知る)→市民課(管理係で予算や庶務担当)→都市戦略課(企業版ふるさと納税など)

【MC】栗林 正司 (くりばやし しょうじ)
加古川市入庁後、市民税課(個人市民税担当)→地域振興課(文化振興担当)→生活福祉課(CW)→下水道経営管理課(受益者負担金担当)→収税課(滞納整理担当)→債権管理課(滞納整理担当)→土木総務課(道路管理担当)→後期高齢者医療広域連合(保健事業・債権適正化担当)→環境第2課(し尿賦課徴収担当)
主に私債権を含めた債権整理・回収業務に携わっている。

HOLGカタリバ

今回は、公務員のオンラインサロンに参加している人たち限定のイベントでした。どんどん公開していきたいですね!

公務員のオンラインサロンとは

「地方公務員オンラインサロン by HOLG」には、たくさんの熱量ある公務員が参加しております。私が参加しているのは、岡崎市役所時代にアワードもいただけたご縁もあり、「HOLG」さんが運営している公務員サロンです。

「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード」を実施しております。今年、2023も開始しましたので地方公務員お方々はぜひ推薦・他薦してあげてください!(ちなみに、私、晝田浩一郎は2017年…第1回の受賞者です)

官民連携・企業版ふるさと納税・ふるさと納税とは…についてざっくばらんに語り合う

「相談者」の方々から、自分自身が担当だが異動してきたばかりでもっと知見を深める必要があるとしてたくさんの質問をいただきました。千本ノックを受けている気分でした。とても貴重な経験。

・企業版ふるさと納税も官民連携も「ツール」でしかない
・担当者の熱量が重要となってくる。どんなまちにしたいか。どんな未来にしたいか
・エモさを出すことも大事。泥臭くいくことも大事。
・職員同士も縦割りがあるなかで、「雑談」としてでも他課とコミュニケーションを図ることで結果として良い成果につながる。
・他課がどういった課題を持っているのか、どういうことをわかっているかがわかれば、自分の課や企業との連携の発想がつながる。課長がやるべき、部長がやるべきといった役職仕事ではなく。担当が担当を知っていることも重要
・役所内の事前根回しや理解を得るにあたっては、テクニックも必要。正面突破だけが手法ではない。
・まずは、ちいさく始める。まず、やってみる体制。

などなど文脈は様々でしたが各人からポイントが語られました。

小川綾さんによるグラレコ

ひとりで悩まず、声に出す。みんなで考える

自治体職員で担当になった場合でも、規模が小さい自治体では担当者が1名や2名しかいないといったことがたくさんあります。不安。誰にも聴けない。職場の先輩も知らない。

しかし、全国には1741の自治体があり、どこかでは似たようなこと
困っている人や先行事例を実施している方々がいます。

「横展開」として、ひとりで悩まずに、一緒になって考える。そうした場と機会があることが大事だと感じました。職場では聴きたくてもきけない、ことがたくさんある。そうしたことを全国の仲間とともに考える。その考えや取り組みがさらにまた全国に広がることで、「おらが村さえ良ければいい」ではなく。日本全体を良くしていく。ひいては世界へも波及させていける力があると信じています。

官民連携や企業版ふるさと納税は、あくまで、ツールです。手法や手段のひとつでしかない。それらのツールをつかって、もっと良い社会、もっと良い未来、持続可能な取り組みをつくっていく。

私自身も答えを持っているわけではないですが、一緒になって考えることはできます。いつでもお声がけください。

さぁ、共創だ!

サポートありがとうございます! プレッシャーいただけたと感じてがんばっていきます!!