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約300キロチャリ旅録。ハプニングと乗り越え方

昨日投稿を忘れてしまった。

四日間かけて自転車旅、約300キロ走ってきた。
結論やればできる。

簡単な内容
1日目の夕方 横浜発 橋本着
2日目朝 橋本発 山梨市着
3日目朝 山梨市発 河口湖、山中湖着
4日目 山中湖発 御殿場 横浜着

今回は1人で普段使いのクロスバイクで移動。
本当は友達と行きたいが、こういう遊びをする友達がいない。
服装は基本短パンロンT。
寒ければマウンテンパーカとタイツ。
暑ければエアリズム一枚。
荷物はリュックサックに着替えや飲み物などをパンパンに詰める。
雨具は雨が降ってきてから調達。
雨具は山を越えるなら必須という感想。
雨の日の山はめちゃくちゃ寒い。

今回会ったハプニング一覧

・途中自転車の空気を入れようと店に入ると空気が入らず全抜けして漕ぐことができなくなる。
駅近くだったため、探しまくって解決。

・雨の日の山の寒さ
軽装すぎたため、凍える

・ブレーキの故障による地獄の下り坂
気合いで山道を登り切った後の颯爽と駆け抜ける下り坂にはならず、スピードが出過ぎる前に降りる。止まる力が必要でもも前に疲労。
止まる時の余韻の10歩くらい走る時のきつさと恥ずかしさ。

・マップが出してきた道は11キロの上り坂
これは自分の覚悟により、やり切るが始まるの前の絶望ときたら、死ぬ気で他のルートを探す

・11キロの上り坂を登り切った最高の瞬間の後に待っていた、登山道
颯爽と降りてやろうと意気込んでいたが、何かがおかしい。周りを見渡しても登山道しかない。
下り坂のルートは登山道でか細い未舗装の土を自転車を押して降りる。
引き返さない自分にも驚く。

いろいろハプニングはあったが、それによりコミュニケーションが生まれたり、情報が入ってきたりといい経験をした。
日常だと想定外が生まれにくいから、こういったことを経験することで想定外をどう対処していくかという知恵と覚悟が生まれる。

このような過酷なことを乗り越えると、心に余裕ができたり、周りに対してイラついたりすることが減るのではないかと思う。
これは一時的な感情なのか未来永劫続くものなのかはわからないが、終えてみての感想はこの通りだ。
例えば、80キロ雨に打たれながら自転車を漕ぐ経験をしていれば、出勤時に雨が降っていても許容できるかもしれないし、
友達に色々な場所に、連れ回されても、体力的に余裕があるため、心に余裕が持てるかもしれない。
過去を振り返って自分がイラついていたことが大したことなかったと思うことがあれば、改善していける。

また、このような一見意味のないようなことを自らやってみることで、新しいことをする敷居値が下がる。
おそらく自分の中に入ってくる情報や興味には、無意識にフィルターがかかっている。
そのため、あえて普通やらないよな、と言われるようなことをあえてやってみることで、新しいものへの食わず嫌いがなくなり、やらない選択肢ではなく、やってみて捨てるかどうかを決めるようになるのではないか。
後者の方が楽しいし、かっこいいと個人的には思っている。

本当はこういう遊びを共有できる友達が欲しいが、仲のいい友達の中には今のところいない。
だから新しい仲間を見つけるか、今いる友達をなんとか説得するかどちらかをしないといけない。

自分が大して興味ないことを強く勧められると、内容がどうあれ断りたくなる心理が働く気がするから難しいところだ。

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