見出し画像

noteで創作スキルが底上げされる話。

noteを始めて、書くことが習慣化した人は多いと思う。

私も、本数を重ねるごとに書くコツを掴んできて、週1日投稿から週3〜4日投稿できるまでになった。noteを始める前と比べて、書くペースは格段に上がっていると思う。それだけでも、noteを始めた恩恵は十分に受けている。

だが、noteで書くことには、習慣化よりももっと大きなメリットがあると思っている。

ほかの人の視点・切り口を学べる

noteでは、定期的にコンテストやコラボ企画が開催されている。どちらも、1つのお題に沿って作品を投稿する企画だ。

お題に沿って執筆するといった企画はnote以外にもあるが、こんなにも頻繁に開催されているかつ、アクティブユーザーが投稿している企画は珍しいと思う。1つのお題に沿って大勢の人が投稿しているということは、ほかの人がどういった切り口でそのお題を調理したのか、豊富な事例があるということだ。

例えば「朝ごはん」というお題で、自分は「最近ハマっている朝ごはん」について書いたとする。だけど、投稿されている作品を見ると、「朝ごはんを食べる必要性」について書かれていたり、「朝ごはんを作ってくれていたお母さんとに思い出」について書かれているかもしれない。

自分では思いつかなかった視点や書き方が必ず見つかるし、同じお題でおもしろいと感じる作品、おもしろくないと感じる作品の違いがわかるかもしれない。

おもしろいエッセイや小説には、こうした独自の視点や切り口が欠かせないと思う。突拍子もない設定や唯一無二の世界観よりも、ありふれたテーマをおもしろく描けることの方がすごい。ドラマチックじゃない日常も、その人のフィルターを通して描くからこそ価値あるものになる。

こうした視点を養えるのは、お題が充実していて投稿の質が高い、noteならではの魅力だと思う。読み手としても、全く同じお題で書かれた作品を読めるのはアンソロジーみたいでおもしろい。

まだお題に投稿したことがない、自分以外の投稿作品を読んだことがないよというあなたは、noteを楽しめる伸びしろしかない。気が向いた時にでも、ぜひ読んでみてほしい。

この記事が参加している募集

#noteでよかったこと

48,185件

#振り返りnote

84,703件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?