ほかほか白米を美味しく食べたい
過日、我が家でパーティが開かれた。
その名も「米を食う会」
貰い物のブランド米と貰い物のいくらを自力で消費しきれない状況から企画されたエンターテインメントだ。
私含め10人がこの饗宴に名乗りを上げた。1人1品ずつご飯のお供を持ち寄る(流石に10品は多いので無きゃ無くてもいい)という縛りで開催された。各々、当日に何を持ち寄るか考えて相当ワクワクしたことだろうと思う。
私も前々日の夕食から米絶ちをして臨んだ。いつまでも遊びに人生の比重を置いて生きていたい。
残念ながら、どんなおかずが並んでてどれが一番好評で、みたいなレポートは書けない。
当日、ハチャメチャなバッドコンディションで寝込んでて10時間くらい布団にいたから。
みんなが隣の部屋で楽しそ〜に遊び、うまいうまい、これうまい、米がうまいとはしゃぐ声を聞いて過ごした。
パーティがお開きになり、やっとこさ布団から這い出して来たら炊飯器は空だった。残ったブランド米は何と合わせてもうまかったし、何も付けなくても一膳食べられた。
ついさっきまでトイレにも立てないような体調をしていた生き物だったから、参加できなくて悔しいとか思う隙はなかった。
ただ、寝ながらこんな忘れられない体験そうそうできるもんじゃない。そんな気持ちで米を食んだ。
タイトルには白米を美味しく食べたいと書いたが、これは単なる象徴でしかない。本当に私が味わいたかったのは、人が集まらないとできない遊びだとか、多人数での食事の楽しさといった非日常だった。
おのれ低気圧(多分それだけではないだろうが、他の原因を明確に言語化する元気はない)
この無念、たこパで晴らす。
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