低気圧に負けない人になりたい

低気圧だと古傷が痛むとか

低気圧で頭痛がするとか

数年前まで、完全に他人事として聞き流していた。更に言えば、ただの迷信から来る思い込みだと思っていた。

しかしついに来た。私の元にも。低気圧に伴う数々の不快症状が。

もう本当に辛い。朝目を開けた時点から分かる低気圧感。頭が布団に縫い付けられたように重く、身じろぎするたび目眩に襲われる。時間ギリギリになってようやく起き出して、呻き声を堪えながら出勤する日ったら最&低。

更に悪いのは、低気圧で体調を崩すのは私だけではないということ。上司はいつにも増してイライラしてるし、いつも優しい先輩はこういう時容赦無く休む。当然だ、具合悪いんだもの。えづきながら出勤してるほうがおかしい。私だって外せない用務が無ければ、仕事が遅れてなけれは絶対休む。絶対だ。

しかし低気圧症(低気圧に伴う不快症状を便宜的にそう呼ぶ。正しくは気象病というらしいが、病となると大仰でへこむので)に悩まされるようになり、ネットであれこれ調べるにつれ、どうも気になることが出てきた。

どうも低気圧症になりやすい人の特徴は

・三半規管が敏感
・自律神経のバランスが乱れている

らしい。ドンピシャ。

常日頃から三半規管が3歳児並みを自称する私は、調子が良ければ50メートル、カーブひとつで車酔いを発症できる。

また幼少期からの夜更かし習慣でガッタガタになった自律神経は、特に思春期のメンタルに顕著に現れたものだった。

そんな低気圧症の申し子みたいな私は、なぜ今まで低気圧に負けなかったのか?

ちょっと考えてみた結果「最近は平日だけ規則正しめに生きているから」ではないかという仮説を立てた。年のせいとは認めたくない。

かつては平日だろうと午前2時前後まで起きている事も多く、結果的に平日と休日の就寝時間があまり変わらない生活だったような気がする。

それが流石にしんどくなってきて、平日はやや早めに寝るようになった。するとその分の反動が休日に来る。空が白むまで起きて遊んでしまう。そしてスーパーヒーロータイムを見て寝る。多分この落差が駄目なんだと思う。思ったところで改善する訳でもないしそもそもがただの主観なので、そうかもなあ、というだけに留める。

とりあえずの措置として、今まで一切使ってこなかった天気予報アプリをスマホのホーム画面のすぐ見れる位置に配置した。これで、不調を覚えたらスマホを覗くだけで「天気悪そうだから低気圧来てる。この具合悪さは低気圧のせいだな」という理由付けができる。これは大事。多少強引でも理由を付けるとイライラしなくなる。

おのれ低気圧め。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?