ADHDさんの自転車通学

6年生の長男、来年はドキドキの中学生です！
ちゃんと通えるかな〜と心配がつきません。

ぼっとしていたら一年あっという間に過ぎちゃう。
学校からもデイさんからも、中学校の予行練習をしていきましょうと言われています。

そして昨日天候もちょうどよかったので、自転車通学の練習をしよう！と、おばちゃん急に思いたち（休日に行けば良いのに。。。笑）
月曜日の朝、「今日帰ったら自転車で中学校行くよ！」と張り切って言ったら、思いっきりローテンションで「いやだ」と言い残し登校して行きました。（やっちまったか。。。）

しかし長男、朝伝えた時は乗り気じゃなかったのに、学校から帰るなり、「いこ！」と言ってくれたので、よかったです。（数年前は、家から出すのに苦労したのに、成長したなとしみじみ。。。）

家から中学校まで約3Km。まぁまぁな距離です。
今まで、この距離を走ったことがないわけでもないですが、いったことのない場所へ、しかも自転車で行くのは、長男にとってはなかなかの冒険です。

私自身も自分の通っていた中学校へ何十年ぶりに自転車で行くということで、道順の記憶が全然ありません。。。
街の風景も変わっているし、車ではなかなか通らない道を走ることもあり、おばちゃんにとっても冒険です！

ADHDさんの自転車は危険がいっぱいかも

走りはじめの500m 1Kmくらいまでは、歩いたことのあるところだし、危険な場所もなく、大丈夫だったんですが、
それ以上になると、大きな道路を渡ったり、外壁などで左右からくる車が見えなかったり、田舎道とはいえ時々前からも後ろからも車が来る。
そうなると、長男はどこに注意していれば良いのかわからなくなってしまうようで、プチパニック。
私の後ろを走らせていたので、言われるがままついてきている状態。自分で危険察知をすることを諦めてしまった。。。

途中、スーパーのあるエリアに入ると、スーパーや隣接するお店の看板がきになってしょうがない。パン屋さんや惣菜屋さん。コロッケ、あんぱんの文字。。。目が食べ物の文字に釘付け〜笑
このエリアのおかげでプチパニック解消。だけど、ぜんぜん運転に集中できてない！ある意味危険だ。
極め付けの自販機。好きなものがたくさんで楽しそう。
中学校は登下校の買い食い禁止だよね。たしか？？

誘惑からの色んな危険を長男は回避できるのだろうか。

中学校に到着して、ここが自転車置き場だよ。運動場も校舎も小学校より大きね。とかいろいろ説明するも上の空。

長男「帰ろ！」

来た道で安心したのか、私を追い越し、スーパーエリアに早く戻りたい。そうなると視野が狭まる。
右から車が来てるのが見えてるはずなのに、止まろうともせず、「車来てるよ！」と私が大きな声で言わなければ、そのままつっこんで行ってただろうなと思います。。。怖すぎる。。。汗

それで、少し落ち着いたというか、怖くなってしまったようで、また私の後ろをそろそろと着いてくる。
スーパーエリアを横目に、何か買いたいとも言わず。。。笑

「中学校、おばちゃんと行く！」と。。。「僕がいろんなことに注意できるわけがない」とも言っていました。自覚してる感じが、なんだかおもしろかったです。

はじめてだしね。こんなことになるかなぁとは少し予想してました。
初日から、問題ない方がかえって危険な気もします。
これからも何度か練習して、自信をつけていこうね。

おばちゃん。往復約6Kmの自転車お尻が痛い。
雨の日も風の日もこの距離毎日通うって、中学生すごいなっ！

俳優の火野正平さんあのご年齢でマジですごいなっ！