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「あなたにとって仕事とは何ですか?」という究極の質問

あなたにとって仕事とは何ですか?
このやっかい度ランキングtop10入りしそうな質問ですが、価値観を大事にするベンチャー企業や、大手企業でもちょっと変わった面接官がたまに投下してきます。

オープンチャットで匿名アンケートを取ったところ、結果はこんな感じでした。

1位 生活の糧を得る手段
2位 誰かの役に立つこと
3位 自己成長
4位 生きがい
4位 自己実現
ー(0票) 趣味・遊び・娯楽、乗り越えるべき試練

みなさんなかなか真面目ですね。地に足ついていていいと思います、僕は。
(自己分析オープンチャットはこちら↓)


仕事の本質とは何か?

さて、もちろん模範解答なんてものはないのですが、せっかくなのでこの機会に考えてみるのもいいでしょう。「仕事の本質とは何か?」

具体的に考えてみましょう。例えば、
趣味としての野球と、仕事としてのプロ野球の違いはなんですか?

もちろん、「お金がもらえるか否か」という点が違いまよね。

では「お金がもらえる」ことであれば何でも仕事かというと、例えば
「おばあちゃんからお年玉をもらった」
というのは「仕事」とは言わないですね普通は。「親を説得しておこづかいを上げてもらった」というのも仕事と言う人は少ないでしょう(いるかもしれませんが汗)。

ということで、お金がもらえることであれば何でも仕事か?と言うとそうでもない。

つまり「仕事」と言えるのは、
「自分が何か(モノやサービス、知識、労働力)を提供して、それを価値に感じてくれただれかからお金をいただく」こと
と考えることが出来そうです。

ですから仕事の本質とは、「誰かの役に立つこと」と言ってもいいでしょう。誰の役にも立たないとそれに対してお金を払おうという人はいませんから。

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「好きなことを仕事にしたい」はダメなのか??


上述のように、
仕事の本質が「役に立つことをする(そしてお金を頂く)」ことだったとしても、
どうせやるなら楽しいに越したことはないじゃないか、
どうせなら好きなことを仕事にしたいじゃないか、
こう思うのは当然のことです。

だから僕は、「好きなことを仕事にする」「仕事は楽しい、娯楽だね」といった価値観は「全然アリ」だと思っています。実際に僕はここ数年好きなことを仕事にしていて、とても楽しいです(娯楽と言われるとなんか微妙に違う気がしますが…)。

おなじように、
「どうせ定年まで長いこと仕事するなら、仕事を生きがいにしたいよね。」
「仕事で自己実現出来たら最高じゃん」
「仕事するなら成長したいよね」
というのも、どれも全く間違っていません。個人の価値観ですから、いろいろあっていいんです。

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余談ですが僕の中では、「食べること」もちょっと似ていると思っています。

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注意しておきたいこと!


というわけでどの価値観もどれも正しく、面接で言っても全く問題ないのですが、注意しておきたいのは、「仕事の本質は役に立つことである」ということを忘れないで、ということです。

面接で、
「好きなことを仕事にしたいです」というのはOKですが、それが、
「好きじゃない仕事はしません」と聞こえてしまうと、面接官としてはちょっとモヤっとします。頭に浮かぶセリフは
「仕事は遊びじゃねぇんだ・・・」

同様に、
「仕事を通して成長したいんです」というのはOKですが、それが、
「成長できない仕事はやりません」と聞こえてしまうと、
面接官の口元にまで出かかるワードは、「会社は教育機関じゃねぇんだ・・・」

だから、あくまで仕事の本質は役に立つこと、それによってお金を稼ぐことであり、プラスαとして、仕事を楽しみたい、成長したい、という価値観を伝えられるようにしたいところです。


というわけで最後は表面的な就活テクニックで締めます。

「仕事で顧客(他者)の役に立つことを通して、自分も成長したいです。」
顧客(他者)の役に立ちながら、自分もやりがいや楽しさを感じられる仕事をしたいです。」
と、お答えくださいね、面接では。ではでは。



ここまでお読みいただき、ありがとうございます!!!


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