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2年に2回婚約破棄になった話#04 風俗嬢とのパラレルキャリアを始めた話

こんばんは。朝が苦手な昼間よるです。

3回にわたり、2年で2回婚約破棄になった話を聞いていただき、たくさんのリアクションをありがたく思っています。

私の人生を笑ってもらいながら、少しでもみなさんの明るい毎日を祈ります。

今日は、”2年に2回の破談を経て、風俗嬢とのパラレルキャリアを始めた話”について聞いてほしい。

※※

2年に2回の破談により、前回までにお話したような恋愛活動に対する反省を得た。逆説的に、もう一つ得たものがある。

それは、”何もない故、何にでもなれる”という圧倒的フリーダムだ。

恋愛に真剣になれない私が、この機にこれまで自分が真剣になれたものを振り返ってみた。不器用なのでコンテンツは少ない。

1に仕事、2にお笑い、3に”床の間”だ。

ということで、風俗嬢にはかねがね興味があった。なかなか勇気が出せず踏み込めなかったが、2年に2回の破談で、何も失うものがない私は無敵であるし、リモートワークで時間もある。

そしてなにより、人生で”嬢”という肩書など、早々手に入らない。上等な家庭に産み落とされるか、かわいらしい幼少期の幼子であるか、大江戸一家の孫娘(ごくせん世代)として生まれなければ、手に入らないものだ。

男女のたいていのいざこざを床の間が解決していると思っている。それはとても動物らしいことで、ある種そのこと自体を神々しくおもっている。

私は15歳で床の間を覚えてからこのかた、13年、真剣に向き合ってきた。顔面偏差値が上等でなく、内面も元素人芸人糞根性が根強い私は、いつでも笑顔できゃっきゃっしているだけの、若い男の子が望む”女性像”を演じることができなかった。

だから、何事にも真面目で真剣で、話が面白くてエロい女を目指した。

世間の顔面偏差値の低い皆様、そしてお育ちに自信のない皆様に伝えたい。代表格のこの私が、男性に困った記憶はない。あなたも絶対大丈夫。

床の間に真剣に向き合うのだ。

どうしたら自分自身が楽しめるか。どうしたら幸福感を与えられるか。

どうしたら、相手の心に生じた感情を自分の中に映し出す営みを相互に展開する”相互浸透”を目指せるか。

(最後は、何かの本の受け売りだ。)


上記の理由から、勉強・精進の延長線上で、

28歳/独身/会社員で”風俗嬢”とのパラレルキャリアを始めました。

まだ日が浅いが、感じていることは3つ。

●やらされていない。この戦場を選択している風俗嬢たちの高貴なプライドと真剣さ

●変な人が多いかと思いきや、これまで真剣に女性と向き合ってきた紳士で優しい男性が多いこと

●”自分の腕で金を稼ぐ”実利主義が、私に、感じたことのない達成感をもたらしていること

嬢たちはいろんな事情を抱えている。(面談で住所の”有無”や犯罪歴を聞かれたときは背筋が伸びた。)

それでも受付HPの写真や詰所のボーイさんとの会話には、彼女たちの”売り上げをとってやる”という美しいプライドと真剣さに溢れている。(そうでない場所もあるとは思うが。。)

お客様は3次元の女性に対応したことがない方が多いかと思いきや、みんな配慮のある優しい方々ばかりで、笑顔で出迎えてくれる。芸人さんの話で聴くような「チェンジ!」というのは一度も聞いたことがないという。

無理強要もなければ、失礼もない。お金を払って、楽しむ。女性を喜ばせ自分も楽しむ。その一心なのだと感じることが多い。私はここで出会う男性が、職場、飲み会、サークル。。世の中のどのプラットフォームで出会う男性たちより好きだ。

そして、仕事をしてはじめて、”自分の腕でお金を稼げている”という達成感をもたらしている。誰でもできるアルバイト、降りて来る仕事を真面目にやっていれば給料をもらえる会社員と違って、指名をもらわなければお金をもらえないこの仕事には、引くほどの達成感がある。(その分稼ぎは人による)

風俗嬢をはじめて、私は明るくなった。人を好きになれた。

そしてたくさんの人が自分の好きなことやものについて話してくれるから、この世は素敵なものや人であふれている気がする。なんて素敵な世の中だと、思えるようになるかもしれない。

もう少し書きたい裏の黒色の話もあるし、これからいろんなことがあるだろう。怖い思いもするかもしれないが、今のところそう思っている。

皆さんは、この世界をどんなふうに思っていますか?

長くなりました、本日はここまで。いつもご覧いただき、ありがとうございます。

次回は「2年に2回の破談を経て、アラサー目的なし語学留学を検討している話」をお送りいたします。


昼間よる


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