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フェイクニュースの見分け方

それにしても、相変わらずの政治家たちの嘘や、暴言にはうんざりである。
選挙で落ちなければ、何でもありということなのであろう。
先進国で唯一、20年以上も経済発展が出来ずに、給料も上がらない国。
これこそ、これまでの長期政権担当こそが、悪夢の政権だと思うのだが。
そして、この国は、子供の教育への投資など、未来への投資の分野でも
世界の最低レベルになってしまった。
もはや、先進国ではなく、劣化途上国と言うべきなのだろう。

戦前の失敗を認めずに突き進んだ軍事組織体制は、自国だけでなく、近隣諸国にも多大な不幸を招いてしまった。
しかし、戦後もその失敗を認めない、組織体制は引き継がれ、経済発展が
出来ないだけでなく、福島原発事故を招いた。
そして、放射線による東京23区の面積に及ぶ土地で人が住めなくなっても、結局はその失敗を認めないのである。
今後も、失敗を認めない、国家戦略を持たないこの国は、消費税のアップという手段を使い、ますます国家を追い詰めて行くのだろう。。


『フェイスニュースの見分け方』新潮新書は、情報のカオスの海から、虚偽と真実を見つける具体的なノウハウ伝授本でもある。
筆者である烏賀陽弘道氏は、朝日新聞を退社後、フリージャーナリトとして活動している。

人は何の根拠もない、事実とは真逆の内容を強い断言調で語る、という
ことだ。それに、疑義を挟む者を罵倒しさえする。

最近のテレビなどでも、自称?専門家や弁護士などが、知っていますと言う
口調でまくし立て、胡麻化す行為が多く見られていて、それは多くの場合、善意を装ってさえいる。
そして、裏返して言えば、いかに断言調であろうと、善意を装っていようと、それに惑わされる必要はなく、如何に、
「事実(ファクト)に基づいているか、いないのか」
そう、大事なのは事実なのである。

まとめ

・世の中には、一定数「妄想」を広めようとする人がいる。

・陰謀論には「ほんの少しの事実と大量の空想」がブレンドされている。

・大企業や政府などの宣伝に沿った話は疑う。

・社会の変化や組織の論理を知るにはルールを把握するのが重要。

・事実の全貌がわかるには時間がかかる。

・ロジックを逆にすることで見えることがある。

・相手がいかに断言しても事実の根拠がなければ無視する。