調香師になった理由
調香師になった理由。
まず、調香師になれるとはまったく思っていませんでした。
調香の勉強をしたのも、実家の化粧品店で販売していた200〜300種類はあったと思うたくさんのフレグランスの説明が詳しく出来たらいいなと言う理由から。(上野アメ横にありました、現在閉店)
このフレグランスは○○という香料が使われていて・・・。
そんな説明が出来たらカッコいいな。
そんな理由からです。
1990年代はフレグランスの情報が今ほどたくさんなくて、ネット上の情報も日本語はあまりありませんでした。
子供の頃からフレグランスが身近で、小学生でオーデジバンシイ、レールデュタン、フルードフルール、タブー、カヌー・・・。
多分当時は小学生のくセにたくさんのフレグランスの名前と香りを知っていました。
店頭で小学生のくセにフレグランス売ってましたから。
調香師になれた理由。
後は、運です。
当時私の年齢あたりの香料のわかる人を募集していて声を掛けてもらって・・・。
ちょうど転職を考えていたところだったこともあって。
タイミングと運。
これ、とっても大事です。
乗るか乗らないかの決断も含めて、これは!と思うときは即答するよう心がけてます。
商売人の息子で小学生の頃から店頭で奥さま方相手に化粧品、フレグランスを売っていた経験
調香師になる前のディスカウントストア、食品スーパーでの販売の経験、バイヤーの経験
調香師になって香りを創る経験
全部かけ算して今があるので調香師としては多分最強です。
創業一年目はモノを作るのに時間がかかってます。勝てるかは未知数ですが、負ける気はしません。
開発した香りマーカーペン『アロマスティロ』を使って香りを使いやすく。香りを楽しく。
香りを楽しく使う。
香りを楽しく学ぶ。
香りを楽しく応用する。
香りを医療に役立てる。
写真は2012年閉店の時に撮ったもの。
家業は継がすこのころは調香師として働いてましたので。
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