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【福建の旅】廈門

福建の旅で、4番目に訪ねた街は厦門でした。一日目は金門からこの街に入りましたが、フェリー乗り場から郊外の新幹線の駅に直接行ったので、ほぼ素通りの状態でした。

晉江からローカルバスで入った厦門は、新しさと観光の雰囲気に満ちた巨大都市でした。地下鉄は開通したばかりで、プラットホームには安全ガードと自動扉がついてる最新式の仕様のものでした。鼓浪嶼、日本語ではコロンス島と呼ばれる島は、神戸の洋館街の様な雰囲気で、車が入れないヴェネツィアのような観光地になっており、国内外の観光客で溢れかえっていました。島に入るフェリーは外国人用と国内観光客用に分けられており、島に入る外国人は比較的余裕をもってアプローチできるようになっていました。

島の中には鄭成功記念館があり、国威発揚のイメージで国民の英雄として讃えられていました。傾斜地の中に立つ洋館群は様々な用途に使われていました、カフェやおみやげ物屋さん。ギャラリーになっている建物もありました。

厦門の街は、建物の規模がとても大きいのが特徴です。通りもまるでロンドンかパリかと思わせるような5階建てほどの洋風のデザインの建物が、スカイラインを合わせて計画されていました。

街の中には台湾と関係のあるものもいろいろありました。対聯として台湾とルソンを対にした石碑であるとか、蚵仔煎の屋台とかです。台湾のお土産屋さんもありました。きっとたくさんの台湾人がここに住んでいるのでしょうね。

僕は中国でいくつもの都市を訪ねていますが、個人的にこの厦門が一番好きですね。都市の新しさと、活発な経済活動の様子。観光資源にも恵まれ、外国との関係も深いので、様々な新しいものが見られる。その中で生活する中国の人たちも、とても溌剌としているように見えます。

【コロンス島】

 コロンス島は車が基本的に走っていないので、このような電気自動車が走っています。
この様な洋館がたくさん残っています。
コロンス島のフェリー乗り場の近く。どこを歩いても歩行者天国です。
コロンス島から対岸の夕焼けを見ます。
鄭成功の像が勇壮に立っています。

【厦門の大通り】

ヨーロッパの街の様な通りの様子。
若者の好きそうなお土産屋さんです。
通りの夜景

【台湾を感じさせるもの】

蚵仔煎が厦門にもあります。
読みこなせませんが、台湾が海峡の向かいにあり、人のつながりがあると書いてあるのでしょう。
台湾と比べて、ルソン島は南にあると書いています。

【再びコロンス島】

この様な高層建物が海沿いに建っています。
鄭成功記念館は、このような洋館でした。
これは鄭成功を文官として表現していますね。
このような坂道の多い島です。
丘の上にはたくさんの巨岩があります。
対岸の厦門市街を見る。
コロンス島は観光客でいっぱいです。
夜もたくさんの人で溢れています。

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