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パーソナルモビリティ (Personal Mobility)

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ようこそ「パーソナルモビリティ」へ。 ここでは、未来の移動手段として注目されるパーソナルモビリティについて、最新情報やトレンドを発信しています。電動スクーター、セグウェイ、ホバ…
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#WHILL

WHILLをROSを使って自律走行させる(その4:Docker編)

電動車椅子WHILLをROS Noeticで動かしてきましたが、手持ちのPCがUbuntu22.04に移行するのに従って、ROS Noeticの環境が少なくなってきました。 そこで、Ubuntu22.04でもWHILLを動かせるようにDocker環境を作りました。 テストしたホストPC環境Ubuntu 22.04 LTS NVIDIA Docker インテル® Core™ i9-13900H プロセッサー 32 GB RAM NVIDIA® GeForce RT

WHILLをROSを使って自律走行させる(その3:自律走行編)

ROSの2DNavigation Stackを使い、WHILLを自律移動させてみます。 地図の作成Top-URGを使う場合 roslaunch whii_bringup urg.launchroslaunch whill_navigation gmapping_urg.launch Velodyneを使う場合 ターミナルを開き、下記のコマンドを実行します。 roslaunch whill_bringup velodyne.launch 別のターミナルを開き、

WHILLをROSを使って自律走行させる(その2:ROS環境構築編)

Ubuntuの環境Ubuntu20.04 ROSのインストール公式Wikiを参考に、ROS Noeticをインストールします。 ROS ワークスペースの作成cd ~mkdir -p ~/catkin_ws/srccd catkin_ws/srccatkin_init_workspacecd ~/catkin_wscatkin_makeecho "source ~/catkin_ws/devel/setup.bash" >> ~/.bashrcsource ~/.bash

WHILLをROSを使って自律走行させる(その1:ハードウェア編)

研究開発用モデルWHILL Model CRをベースに自律走行用の電動車椅子WHILL TID(仮称)を製作しました。 研究開発モデルWHILL Model CR2研究開発モデルWHILL Model CRは、外部機器から入力信号を送信することで(通信方式:RS232C)、本体を制御することができます。 また、本体の情報(速度、加減速値、エンコーダー情報、加速度センサー値、コントローラー入力情報、バッテリー情報など)を取得することができ、自動走行、衝突回避、移動支援、自律走

WHILLに乗ってみよう

WHILLは車椅子型の近距離モビリティで免許不要で誰でも気軽に乗ることができます。 ここでは、WHILLの導入からスマートフォンアプリで走行させるまでを紹介します。 WHILLは、日本発の革新的な電動車椅子およびパーソナルモビリティデバイスのブランドです。 下記のような特徴を持つことで、多くのユーザーから支持を受けており、免許不要で誰でも気軽に乗ることができる近距離モビリティ(ラストOneマイル)として注目されています。 デザイン WHILLの電動車椅子は、伝統的な車椅子