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イラッとしたとき、心細くなったとき。

あと10日で、今年も終わります。
年末感がない日々のようで、なにかバタバタとしているのは、やっぱり年末だからでしょう。
バタバタとした、退屈な日常のなか、ココロが折れそうになったり、つい感情的になってしまったりして、あとで後悔・・・ということが、昨日今日と続きました。ひとり自宅でパソコンの画面に向かって、時々我が家のわんこのため息のような寝息を聞きながら、「今日も言わなくていいことを言い、言わなきゃいけないことを言えなかった。。。」と、反省しております。お釈迦様のお説きになられた「八苦」のうちの「怨憎会苦」(おんぞうえく:憎むもの・ことに会遇する苦)と、求不得苦(ぐふえっく:求めるものが得られない苦)ですね。
こういう怒りとか不安とかと、どううまく付き合っていくか?怒りや不安は根本的になくならないわけですから、どう自分の範疇でお付き合いしていくか・・・ヒトのキモチに効く、特効薬なんてありませんので、コントロールではなくて、どう向き合っていくかが大事なのはわかります。でも正直、どうしたらええねん?と思いますよね。
「人間って、そういうもんやねん。」と思えるようになりたいものですが、究極の苦であるわけですから、逃げられるものではないですね。ほとけさまの前で手を合わせて、「なんまんだぶ」と声に出しているときは、少なくともいらんことを言うこともなく、不安な気持ちもちょっとだけ軽くなるのは確かです。
・仏教とアンガーマネジメント
・田舎のお寺とリトリート
この2つが、なんだか来年のお題のような気がしてなりません。
私の中に「種」があるというか、私の中からでてきたものでないと、私が変わることはできない、ということなのでしょうか。うまく言えなくて悶々としてますが、来年はこの2つには取り組みます。誰のため、というよりも、まずは自分のために。
上の写真は、福岡相互銀行(現西日本シティ銀行)の創業者  四島一二三さんの書です。複製を頂き、我が家の床の間に飾っております。88歳で「若老」って、すごいですよね。私なんて、切れてしましそうな糸のような意志と、すぐ消えそうな蝋燭のような精神力の48歳ですが。。。四島翁のこの歳まで、残り40年。40年もないかもしれませんので、明日と言わず、きょうよう(今日の用事)ときょういく(今日行くところ)を大事にします。



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