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日常の中の隠れた意志力消費パターン

4月15日(月)発行のメルマガのバックナンバーです。

主な内容は以下のとおりです。

刺激の本質とその影響(刺激は私たちの五感と言語空間を通じて感じられますが、これが意志力にどう影響するのかはあまり知られていません。たとえば、美味しい焼肉が意志力をどう消耗するのか、そのメカニズムを詳しく解説します)

感情が意志力を消耗する理由(講演会やセミナーで感じるワクワクが、実は意志力を無意識に消耗している理由とは何か。この感情の流れと意志力の関係を明らかにし、効果的な感情の管理方法を提案します)

都市生活が意志力に与える影響(都会での日常生活がどのようにして無意識のうちに私たちの意志力を奪っているのか、具体的な例と共に解説します。電車の広告やスマホスクロールが意志力をどれだけ奪うのか、その対策を説明します)

刺激を賢く利用する方法(日常の刺激をただのエネルギー消耗ではなく、有益な知識やスキルに変える方法を教えます。どうすれば日々の刺激を自分の成長につながるものに変換できるか、その具体策を提供します)

刺激と意志力の経済学(現代社会は刺激の奪い合いとも言える状況ですが、これが意志力にどう影響するかを解析します。特に都市部での生活が刺激過多である理由と、それを如何にして自分の利益に変えるかについて解説します)

では、4月15日(月)配信分をどうぞ。

感想をシェアする前に、
毎回、感想をシェアしている理由を書いたんですけど、
あまりに長くなったので、今度noteで改めて
シェアする形にして、一旦削除しました。

短い文章や短い動画を求める人が持っている
現代を生きるのが苦しくなる思考の癖

みたいなテーマになったので、
公開を楽しみにしていてください。

いただいた中から3通ご紹介しますね。

=== ここから ===

最初は意志力を消耗していた行動も、
ルーティン、習慣になれば、
その消耗度合いは抑えられます。

この文章が1番印象に残りました。

4月になって仕事・住居と環境が変わり、
家族の体調にもトラブルがあり

(奥さんが要手術、同居を始めたタイミングで、
奥さんのお母さんがコロナで隔離)

バタバタしたなぁ〜〜〜と。

でも、その時に対応するキャラがあるので、
振り回されずに過ごせました。

1番稼働時間が長い仕事が1番パターン化して
意志力消費を抑えられると感じたので、
チェックリストつくってどんどんラクになっていきます

=== ここまで ===

4月は変化の時期でもあります。

環境の変化ということもあれば、
体調の変化も出やすいんですよね。

それでもまわりへの配慮とともに、
自分がやらないといけないことは
淡々とやっていく。

「淡々と」いう状態は、
意志力をほぼ消費していない状態です。

言葉の定義は人それぞれですけど、
ボクはこう定義しています。

「やるべきことに集中できている」

心配にもなりますけど、
心配して症状が変わることはありません。

その心配でやるべきことがおろそかになり、
一緒に働いている人に迷惑をかけたら、
いいことないわけですから。

心配りができる時間を増やすためにも、
やるべきことは集中して早く終わらせるのが、
一番だとボクは思うんですけど、どうですかね?

=== ここから ===

>「最高だったから改善点はない!」
>と言いたくなることもありますけど、
>これは完全に現状維持でしかないんです。

ここ最近、ジャーナルを書きながら
今日の自分の良かったところ、
もう一度やり直すなら
を書いていますが、
やり直すことが出せない時があります。

振り返ると
漫然と1日のルーティンをやり、
新しい挑戦もせず、
自分が決めた予定をただこなしただけ。

そんな時は、予定通りできた自分でよかった。

明日も予定通りやろうと考えています。

そもそも、予定自体も
締め切りがあるものを優先にやったり
この曜日にやると決めたものを入れているだけ。

以前、一つでも新しい事・今までしなかったことを
予定に入れると自分で決めていながら
それをやっていませんでした。

そんなことをしているから
毎日楽しくないし、やらされている感がある。

まさしく現状維持でした。

今日から
今までやろうとやっていなかったことを
1つ予定に入れて行動します。

=== ここまで ===

ジャーナルというのは、日誌のことです。

日々の記録をつけるノートや手帳ですね。

現状を認められている
気づきになっていますよね。

現状を変えたい!と思っているのに、
現状でできることに取り組んでいて、
現状が変わることはありません。

だからいまの自分の現状の枠を超えた
目標設定が必要になってきます。

その目標を達成することも
もちろん大切なんですけど、
もっと大切なことは、

『現状をはみ出ること』

です。

ボクは達成したら安心してしまって
行動を止めてしまうクセがあるので、
達成が見えてきたら、
ゴールをさらに大きくします。

たとえば、
月商で700万円という目標を立てて、
それが達成できることが見えたら、
1000万円に上方修正する。

目標達成することによって得られる満足感と
目標を追い続けることによって得られる成長。

どちらを選択するのか?

ボクは後者を選択します。

達成よりも成長のほうに喜びを感じるし、
成長する過程でもともと立てていた目標は
通過点となっているわけです。

つまり、達成もしているわけです。

ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』で
成功はこう定義されています。

成功とは他人の権利を尊重し、
社会正義に反することなく、
自ら価値ありと認めた目標・願望を
黄金律に従って、
ひとつひとつ実現していく過程である。

「成功とは過程である」

と、定義しています。

つまり、自分にとって価値があると認めた
目標や願望を実現していく日々そのものが
成功だということです。

多くの人は「成功=達成」と思ってますが、
本当の成功者は達成の過程を成功と定義している。

これをお伝えすると、

「目標、目標って追い立てられるような感じがして
毎日が苦しくなりそうです…」

という人も多いです。

これは目標=ノルマ、目標=義務、という
過去の経験があるからですね。

そもそも目標というのは、目的があって、
その途中の目印です。

目標に対していいイメージを持たないなら、
それは「目的」がないからかもしれませんね。

=== ここから ===

意志力を使う時に、
何をしようと考えるのに使うのではなく、
理想の自分に近づくために、
無駄なく使い切るために、
使う対象と優先順位を考えておく。

そのために、ジャーナルで1日を振り返り、
より効率よく、
意志力を使っていくということですね。

ジャーナルを書き始めて
半年以上経ちましたが、
いまだにジャーナルに書くことを
自分で決められずにいます。

これも意志力を無駄に
使っていることになりますよね。

なんでもどんなことでも
書いて良いのがジャーナルなので
これからは、迷いなくジャーナルを書いていきます。

=== ここまで ===

>これも意志力を無駄に
>使っていることになりますよね。

というよりも、これは意志力がなくなっているので、
何を書いていいのか決められない状態ですね。

何を書いたらいいかわからないのであれば、
『ねるまえノート』をぜひ使って欲しいです(笑)

いま持っているものでやっていきたいなら、
この4つだけは必ず書いて下さい。

・今日のよかったこと
・もし、もう一度やり直せるなら
・明日の最も重要なこと
・重要なことを成功させるための行動

一日の振り返りをして、
翌日の計画を立てるというサイクルを
ぜひ確立してみてください。

ということで、今日の本題に入っていきます。

前回、意志力の交換対象として、
大きくまとめると
以下の5つになるというのを紹介しました。

1.刺激
2.お金
3.知識やスキル・習慣
4.人間関係や信用、信頼
5.身体・生命力(バイタリティ)

今回は刺激について取り上げます。

1.刺激

刺激は五感と言語空間で受けます。

たとえば、ニュースを見たり、
過去の出来事を思い出したり、
未来を想像していたり、
感情が動いたり、

すべて刺激です。

内臓による食事の消化なども刺激です。

たとえば、焼肉。

美味しいけれど、消化しきれていないと
翌日にも気持ち悪さが残ります。

その気持ち悪さを解消するために
意志力は自然と消費されます。

だから焼肉の翌日って、
行動できない人が多いのです。

感情が動くというと、
たとえば、講演会やセミナーに行って、
話を聞いているときはワクワクして、

すぐにでも動こう!

と、思ったけど、
動けなかった経験ってないですか?

これ、動くために必要な意志力が
ワクワクで消耗しちゃってるからなんです。

さらに懇親会にいったら、
料理を食べて、お酒を飲んで笑って…

気持ちが盛り上がったとしても、
意志力がなくなっているので、
行動ができないんです。

成果を出す人たちは、
それを意識か無意識かわからないですけど、
アイデアが浮かんだらすぐにやらないと
意志力がなくなって行動しないのが
わかっているので、すぐに動くのです。

他にも、たとえば、あなたが
好意を持っている人から

「愛してる」

なんて言われたら、感情が動いて、
意志力と交換します。

一方で、何かあなたの
知らない国の言葉だったら、
ただの雑音にしか聞こえないんで、
受ける刺激の量も違います。

たとえば、ヘブライ語で

אין לך שום ערך
למות

という言葉があったとして、
何を書いているかわからないけれども、
この言葉を理解できる人は感情が動きます。

他にも人の言動、想像、空想などなど。

たとえば、
ニュースを見ることで記憶が再生されたり、
何をしようかな…と、葛藤していたり、
なんであの人は…と、
コントロールできないことに悩むのも
意志力を消耗してしまいます。

都会にいる一日と、
自然豊かな中にいる一日と。

一日終わった後の疲れ方が
全然違いますよね。

刺激量が圧倒的に違いますよね。

現代社会はとにかく刺激の奪い合いです。

特に都会は歩いているだけで、
電車に乗っているだけで、
無意識に意志力を刺激に交換してますからね。

たとえば、電車広告。

広告をキッカケに自動的に思考が発動します。

電車広告を見てなかったとしても、
スマホを見ていたら、
たくさんの刺激があるわけです。

なので、どうせ意志力を消費させるなら、
本を読んだり、音声を聴いて目を閉じるなどして、

3.知識やスキル・習慣

に交換していったほうがいいと思うのです。

知識やスキル・習慣は
自分に残りますけど、
刺激は交換したら終わりで
蓄積していくことはありません。

ただただ消耗するのみ。

刺激に消耗させなきゃいいじゃん!

って、思うかもしれませんけど、
生命を司る爬虫類脳は、
この刺激が大好物で気持ちいいと
思うようにできているのです。

だから無意識でいると、
刺激を求める行動をしちゃうのです。

ちなみに、

消耗させなきゃいいじゃん!

というのは人間脳の部分。

ボクたちの理性を司る部分ですね。

感情を司る部分は、哺乳類脳と言います。

この3つの脳が一致していれば、
いいパフォーマンスが出せるんですけど、
だいたい分離してます。

この脳をどう一致させるのか?は
意志力の話が終わった後のテーマになるかな〜と
思っています。

さて、ここまで読んでみていかがだったでしょうか?

先に進めたいと思ったんですけど、
刺激について振り返りをぜひやってみて欲しいなと。

可能ならやってみての気付きを返信ください。

その中からいくつか取り上げて、
次回、刺激の内容を深堀りしたいなと思います。

今回は以上になります。

メールへの質問やご感想をいただけると
書く励みになりますし、
他の読者へのエネルギーにもなりますので、
ぜひアウトプットを兼ねて書いてみてください。

アウトプットはこのメールへ返信でもいいですし、
下記のフォームからでも大丈夫です。

https://hiroyuki.top/cyfons/cf/kansou

最後に4月29日の広島での
リアルワークショップのお知らせです。

このワークショップは
交換対象の3〜5、
特に5番目のバイタリティを
増やすものになります。

「起立!気をつけ!礼!」
小学1年生から高校3年生までで
2万回以上行います。

「起立!気をつけ!礼!」は、
授業の始まりと終わりのけじめをつけるだけでなく、
正しく行うことで、集中力を上げ、
学びの吸収能力が高くなるための
定義づけられた動作です。

ニコニコのライブ配信など、
限られたところでお伝えしていましたが、
実践ワークで身につけたいという
お問い合わせも多数いただきました。

特にお問い合わせが多かった
広島で4月29日(月・祝)に開催することが
決まりました。

以下、主催の金子文(かねこあや)さんの
メッセージになります。

=== ここから ===

こんにちは。
私は今回のセミナーを主催する
金子 文(かねこ あや)です。

この手紙を書いている合間合間に
SNSを見ていると、
卒業式が終わったという
投稿をたくさん目にします。

私も二人の子どもを
社会に送り出した母親として
卒業式を終えた投稿を見ると、
不思議と心が温かくなります。

そんなSNSの投稿の中に、
卒業式の練習で
「起立!気をつけ!礼!」
をやっている動画がありました。

礼をきちんとできてないと判断した先生が、
生徒たちに何度も何度も
やり直しを命じているんです。

その投稿についているコメントは、
生徒をかばい、先生を責めるものばかり。

しかし、
そんな中に気になるコメントが
たくさんあったのです。

「軍隊じゃないんだから…」
「奴隷訓練だよな」
「義務教育は洗脳教育だと思われる…」

やらされている生徒たちも、
こうやってコメントしている人たちも
意味がないと思っている…。

正しく「起立!気を付け!礼!」ができると
私達が普段の生活の中で眠っている
エネルギーが目覚めることを
何度も何度も体感している私からすると
残念という気持ちがものすごく強いです。

続きはこちらになります。

https://reienergy.hp.peraichi.com/202404

=== ここまで ===

親子で受講していただきたいという思いもあり、
お子様の参加に関しては無料になっています。

起立!気を付け!礼!

を使う機会が多いお子様に
ぜひ体験させてあげてください。

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