ビジネスシートってなんなんだ？

いや、まあ、気になって、気になって、仕方がなかった。
ミクスタ北九州メイン部分の下層と上層のスタンドの間にある
上等な椅子のあるところ、というのは知っていた。

けれども、プロサッカーの興行ではその部分をひと席
6000円で売っている、ドレスコード（適している洋服の種類）は
今はだいぶゆるくなっているが、できた当時は襟のあるシャツ、
ジャケット（上着）をはおり、最悪でも革靴に見えるものを
履いていきなさいというものだった。

サービスだって、プレシーズンで座ったことのあるレゾド大分の
ロイヤルシートは4000円でコーンスープ付きのフリードリンク、
酒類は有料になっているけれど、専用の控室とトイレは使わせてもらえず、
ドレスコードは別に問われず、だったことを思い出す。

行きたい行きたいと考えながらお金と時間がなかなか合わず、
ズルズルとこの時期まで引き伸ばしてしまったことが逆に良かったのかも。
4月のまだ肌寒い夜の試合、外に居続けるのはしんどい歳になってきた。
そういうときは課金して寒さをしのげる場所を確保するに限る。

当日、青春18きっぷの残り一枚を使って小倉へ向かい、
宿に荷物を入れてもじこうまでいき、のんびりする。
部屋に入る時間が来たので小倉に戻り、部屋に荷物を入れて
箱へと向かう。

・・・箱が駅前至近ってとても良いことだ。
けれども広島の新箱とは違うのは食べ物を扱う街とは逆側に
箱ができていて、試合が終わったあとにお腹すいたからなにか食べよう、
とは行かないようにできている、試合開始前になにか仕入れるか、
スタメシを買ってくださいというふうにできているのがなぁ。

そんな事を考えつつ、メインの関係者入口の近くにある特別な入口から
エレベーターに乗り、3階までいくと受付が。
受付の方がいつもの入場端末を持っていなくて、処理はどうすれば、と
聞くと少し離れたところにあるから自分でやってくれ、とのこと。

処理をして、ここで席を決めるのか、という発見があって、
場所にたどり着くと暖房がよく効いた控室、いろんなニーズに答えた
テーブルと椅子の設え、残念なのはスタンドの座席と同時に控室の
椅子位置も指定できたらもっと良かったのに。

控えはこんな感じ

ドリンクホルダーがないのはなぁ。

落ち着いて周りを見渡すと一番端っこにドリンクカウンターがあり、
酒類以外はただで飲ませてくれるから早速一杯貰う。

それから一度コンコースに降りるが、食べるものが見つからない。
考えに考えた結果、焼きそばにフライドポテト、アメリカンドッグに
フライドハンバーグの詰め合わせを買って控室に戻って食べる。

そうしている間にぞろぞろと人がやってきて控室は一杯、
こっちはスタンドに確保された眺めの良い席で試合を楽しむ。

程よすぎる眺め

こういう試合の楽しみ方もありっちゃありやね、としか言いようがない。