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孤独をたのしむ力👣

孤独をたのしむ力 という本を紹介いたします。
私たちの日常は、インターネットが普及しSNSという媒体を通じて、常に誰かと繋がれる時代「常時接続」の時代になっています。ツイッター、インスタグラムなどは人間の承認欲求を満たすツールにもなります。そして、世界中どこでも繋がれることはとても良いことだと僕も思います!

しかし、「ぼっち」という言葉が生まれ孤独や一人でいることをネガティブに取られることが非常に多いです。そのため多くの人は一人でいることや孤独になることを避けようとし、ひとりでいるところを見られないように生きるのです。

そんな時代だからこそ、身につけて行くべき力が"孤独力"です。
"孤独力"とは 「能力」であり高められる「スキル」である。他人と接触を避け、物理的に孤独の状態を愛し、孤立するということではありません。
社会の中で人と関わりあいながら、常に自分の意志を主軸に置いて、自己責任で生きようとする姿勢のことです。

●つらい感情から逃げる のをやめる
感情をそのまま受け止めることです。悲しいこと、苦しいこと、つらいことの感情を否定しないで味あうのです。自分の感情と向き合い受け入れることを恐れず、把握することです。
そして、自分をむやみに否定しないでください。''こんなことで悩んでるなんてダメだ''とか''クヨクヨする自分ではいけない''と否定するとさらに自分を追い詰めかねないのです。
他人に対する感情も同じです。
''人を憎むのは良くないこと''という固定観念があると、''人を憎むような自分なんて''と自己嫌悪に陥ってしまいます。その感情も受け止めるのです。''自分はあの人を憎んでいるんだなぁ''と受け入れると心の束縛から解放されます。こうすることで感情的に反発することもなくなります。さらに相手を良く見て分析するようになるのです。そこから''どう接すれば良いか''と冷静に考えられるようになります。

こうあるべきという気持ちも時に自分を追い詰めます。''いっぱいいっぱいだなぁ、少し休みたいなぁ''という自分の心の声を受け止めてください。自分の本心聞いてそれからどうしたら効果的に動けるか考えられるようになります。

●「世間的な基準を気にする」のをやめる
歴史という縦軸と社会という横軸の交差点に個人がいる。
孤独を恐れて人とのつながりばかりを意識してまうと自分の理想と離れてしまいます。「がんばっているのに」と不満が出てくるのです。
縦軸に意識して自分の過去から現在、未来に視線を向けて''自分の歴史''を作りあげる。
自分はどこへ行くべきかは自分の中からしか出てきません。
行き詰まり迷ったら自分の原点に振り返る。ここまで来た選択は自分の意思です。選択した原因と結果を振り返るのです。

●「天職」に出合えるかは内省的な問題
天職 という言葉があります。これは生まれつきの性質に合った職業に出合うことではなく、自分から能動的に働きかけてスキルを深め、興味を持って取り組み、成長や上達を実感し、それを喜びに感じることです。

つまりこれは自身で目的、目標を設定し、意図的に鍛錬を積み、試行錯誤を繰り返して挑み、己を磨くことで天職というものをなり得るということではないかと僕は感じます。

●他人のペースに合わせるのをやめる
マイペースは 孤独力の高い人なのです。どちらかというと悪い意味に捉えられてしまうことが多く、自己中心的な態度を想像してしまうかもしれません。現代の監視社会で自分らしく生きるには、マイペース という力は重要な能力です。
ここでいうマイペースは 他人に乱されず自分の生き方を尊重する力 のことです。
世間の言う成功と、自分が考える成功は違う。誰かが求める幸せと、自分が感じる幸せは異なる。だから周りの人は関係なく、自分はこれがいいと思う。と、自分の価値基準を信頼する力であり、それを基に行動する勇気です。

他人や社会から強いられたり比較されたり、自分で勝手に比較して、本当は望んでもない圧力に惑わされ、不要な不安とあせり、努力に巻き込まれないようにすること、実は勝手に自分がそう思っているだけことが多いです。

自己責任意識、自分のことは自分でやる。自分のケツは自分で拭くという覚悟があり、自分を強く信じる力でもあると思います。

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