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アスリート指導において大事な事

・いざアスリートを指導(監督・コーチ・トレーナーetc)するときに何を聞いていけば良いのか?
・どんな指導をしていけば良いのか?

先ず土台となる考え方は指導者であれば持っておくべきです。ただサッカーをやっているから「シュートの威力が強くなるトレーニングを指導しよう!」

その指導方法だと、目の前のアスリートの事を考えたトレーニングではありません。
むしろ選手生命を考えれば、マイナスの面が強いトレーニングにしかならなかったりもします。

指導者としての心掛けを僕の中で解説していきたいと思います。


①どんなスポーツ選手になりたいのか?

アスリートはスポーツを始めるにあたって、目標とする選手やこの選手みたいになりたいなど漠然としたイメージをもっています。
練習をし続ける為には、「未来をイメージする」ことが継続にとってとても大切なことでもあります。

その中で指導者の価値観で練習内容を決めてしまっていても、「何の為にこの練習をしているか?」と選手は疑問を感じてしまいます。

練習のモチベーションを高める為にも「選手本位の練習」が鍵となってきます。


②いつまでにどうなりたいのか?

各カテゴリーの学生生活で考えると「約2年半」。トップアスリートになる事を考えると20代にはピークを持ってくる。(ピークは種目によってきます)

ここで言いたいのは「時間はない」という事です。

特にプロやオリンピックで金メダルなど高い志を常に持っているアスリート程、この部分は重要なものと考えています。

短い時間で結果を出していく為にも、「目標達成までのプロセス」は作っておく事は大切です。


③選手のチーム内での役割はどうなっているのか?

投手なのか野手なのか。投手の中でも先発・中継ぎ・抑えで分かれています。速球派か技巧派にも分かれます。

どのスポーツにも選手の特徴であったり、「チーム内での役割」も大きく関係してきます。個人での目標とチームの目標をマッチングさせることは時に難し差がありますが、チームスポーツにおいては「勝利」が一つの大きな目標です。

チーム戦術によっても練習内容は変わってくるのでそこにフォーカスした指導も考えなくてはいけません。


④周りの環境はどうなっているか?

その選手を指導しているは自分だけではありません。監督・コーチ・フィジカルトレーナー・理学療法士・医者、一人の選手に対してこれだけの方々が関わっている事もあります。

それに皆さん共通して考えていることは「選手の成長」です。

自分の指導方法だけやっていれば良いとか、あの指導方法は良くないなどを言っていては選手の為になりません。迷った状態での練習は一番意味がないです。

時には選手に関わっている方と話し合いも必要になっていきます。全員で共通認識を持って指導することで、選手にとっては何倍にもプラスになっていくのです。


同じ指導内容にはならない理由はここにあります。その選手にあった内容を考える事が、一人の指導者として頭に入れておかなければいけない大事な事です。

全ては選手の為の指導者である事を常に考えていきましょう。


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