コロナは世の中の意見を大きく二分しています。
片や、stayhomeを厳守して、人命尊重を訴える人たち。
片や、stayhome
は経済的な破綻を招き、人の命はかえって失われる、と主張する人たち。
私は飲食街の近辺に住んでいる関係で後者の意見に親近感を持つ方ですが、今回の論点はそこではなく・・・。フェイスブックのタイムラインで前記の意見対立を追っていたところ、気になる表現を見つけたのですね。
その表現とは、「○○さんともあろうものが」です。
これ、一見、○○さんを尊重して一目置いているように思えますよね。でも実際は、○○さんを自分の思考の範囲内に固定しておきたいという思いの裏返し、もっと言えば自分の配下として見下しているのです。だって、自分の発想を正解・正義として、そこからはみ出ることを非難しているのですから。そうした本心が無意識のうちに出てしまっているのですね。
ことばって怖いですね。何気なく使った数文字の漢字やカナから嫌な匂いが漂ってきたり、一画一画の後ろから何かがにじみ出てきたり。
特にSNSでは書きっぱなしですぐアップする前に、いったん読み返しておきたいものです。感情が昂ぶっている時こそ要注意なのは、ずっと言われていることですね。
ではでは、またー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?