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フォションホテル京都 Room903の布袋様

FAUCHONホテル京都全室に写真を入れる仕事では、ほぼ一年くらい‘ちょっと時間を作っては京都連泊’を繰り返し「メジャーな‘場’なれど普通あまり注視されない、でも京都の雰囲気は濃厚&客室の雰囲気にもマッチ(少なくとも邪魔はしない)そして作品としての魅力も兼ね備えた‘眺め’」を求めてひたすら歩き佇んだ。
金沢人の自分は「観光メディアが作り上げたイメージと実体」がまあまあ離れていることを日頃痛感(^_^;)しているので「まずは京都にじっくり身を置くこと(でリセット)」からかなぁ、と街中を歩き回り寺院でお庭で数時間佇んで翌日また佇んで、みたいな滞在を繰り返した。
ま、普段写真を撮ってる金沢では何年も眺めてやっと気付く‘ちょっとした風景’も多いのでまだまだ「入り口手前」くらいかも、だけど。

※トップイメージフォトは雨の21世紀美術館外壁越しのオラファー作品。

青蓮院門跡 華頂殿書院棚からの (布袋様越しの) 眺め。「この‘大き過ぎる袋に乗っかっていらっしゃる布袋様像’にはどんな云われがあるんだろう」とコンセプトシートを作る際に検索かけてみたけどなかなかヒットせず。

知恩院さんのお隣に位置する青蓮院門跡さんには合計4日くらいそれぞれ2時間くらい居たかな。梅雨明け前の豪雨に囲まれながら眺めた‘障子に細かく皺が入った様子’も美しく(雨音、香りも楽しみながら青蓮院さんに座っているのは快感だった)こちらは‘雨に包まれた京都シリーズ’のClassicROOMに。

本堂の北側小御所からの雨見。ClassicROOM801に入っています。
部屋に収まっているところ。絶妙なマッチングだと思いますがいかがでしょう。
昼間の布袋様。向かい側の窓からは東山をバックに鴨川

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