台湾をドライブ半周したのでTIPSをまとめてみるnote
こんにちは、あなたのココロのスキマ♡、写真とドライブでお埋めします、hirotographerです。毎年年始にやりたいことリストをアップデートするのだが、数年前から「台湾ドライブ旅行」がそこに書かれていた。
組み合わせると10日近い大型連休になることもあり、元旦付近に航空券を予約。ちょっとドキドキしながらそのうち7日ほどをレンタカーで台湾半周(地震のため東側には行かなかった)してみたがこれが思った以上に素晴らしかった。
ちなみに告白すると自家用車は持っていない。旅に行った時もカーシェアやレンタカーがメインだ。運転技術は人並みだが駐車はやや苦手。雪道・山道・首都高での運転経験はあるし、海外だとハワイとニュージーランドで運転したことがある。台湾はちょうど九州と同じくらいのサイズ感。
鉄道も通っているので主要な都市であれば、車を使わずに旅することができる。各都市での旅行記をこれから別noteで書くとして、台湾ドライブ旅を試してみたい方へのTIPSをまとめていきたいと思う。
試してみたいけれど、ちょっと不安だな・・・大丈夫かな?と思っている方に特に参考にしてもらえると思う。
「試してみたいけどちょっと不安だな~」という人向けだと思ってもらえればよいし、「運転は慣れてるし得意」という人にも台湾ドライブの知識として多少なりとも役に立つ内容になっているはずだ。
ドライブ旅のTIPS:準備編
免許証
まず台湾で運転するのに国際免許は要らない。ただ、免許証の中国語翻訳コピーが必要になるので(もちろん免許証自身も)JAFのサイトから1枚4000円で依頼した。数日でサクッと完了してセブンプリントで印刷。別にJAFじゃないといけないわけではない。できる人は自分でやってもよいと思う。今回JAFフォーマットを手に入れたので次回は自分で照らし合わせながらやってもよいかな、と思っている。
レンタカー予約
で、予約だ。
国内であれば航空会社経由での予約が安いのだけど、台湾は検索してもほとんど出てこず、KKDAYやAgodaから複数のレンタカー会社を検索してプランを選ぶのがよいだろう。値段は大体国内と同じか少し高いくらい。多少仕様の違いはあれど日本車のほうが使い方に迷った時もGoogle検索でどうにかなりやすいので日本車を選択するのを個人的にはおすすめしたい。日本メーカーでも海外でしか販売していないモデルもあるので注意。ちなみに今回はKlookで予約をして7日間で約7万円ほど。車種はトヨタのヤリスクロス。
保証・保険のカバー範囲も基本的には日本と同じ考え方なので、フルで入っておくべきだ。万が一事故ってしまった場合でも、面倒ごとのリスクも減らせる。英語ができる人は問題ないが不安であれば、「日本語対応可能」となっているレンタカー会社を選ぶとよいだろう。
実は1番のポイントはナビ。
後述するが、AppleCarPlay/Android Autoの搭載されたものをリクエストするとよいと思う。空港からレンタカー屋までの移動があるかどうかも確認しておくとよい。今回は私のミスであんまり確認していなかったらタクシーで移動しなくては行けなかった…
支払いについてだが以下のようになっているので理解しておくとやり取りがスムーズだ。
・クレジットカードでの事前or現地決済:レンタカー代・保証・保険費用
・クレジットカードでのデポジット:事故の際の引き落とし用として利用。違反の場合も請求がレンタカー会社に行くのでこちらを使って請求(手数料が別途かかる)
・高速代の現金支払い(返却時)
高速料金はETCが発達しているのでETC車載器も料金所もなく、フロントガラスに貼られたe-TAGで把握されて車両に対してチャージされる。これが本当に便利。そのため、返却時には計算も完了済みで車両を持つレンタカー会社に対してのニコニコ現金払いとなっていたが、現金の持ち合わせがないと再びレンタカーしてお金を下ろしにいくことになるので注意しておこう。
また日本との違いとして「距離制限」がある。期間あたり、もしくは1日あたりにこの移動距離を超えると超過料金が取られる。とはいえ、1日に300km~400kmの移動を繰り返さなければ該当しない。今回も初日台北から高雄まで一気に移動したが全く問題なし。
ドライブ旅のTIPS:装備編
ここからは運転時にあると便利なツールについて書いていく。
AppleCarPlay/Android AutoとGoogleマップ
これは本当に必須のツール。カーナビの言語の壁を一瞬で乗り越えられる。
こんな感じで行ってみたいところをあらかじめピンしておき、アイコンを種別に分けておく。あとはナビとスマホをつないでいきたいところをタップすれば、地名を入れなくてもすぐにナビに反映されてあとは運転するのみ。
特に台湾は漢字が少し日本のものと違ったり、読み方が分かりづらかったりするケースが多いのでGoogleマップで都度検索するより、あらかじめこうやって入力しておくのがおすすめ。また、近くにある観光地もチェックできるので「時間に余裕ありそうだからここも寄っておくか!」的な運用もできる。コスパ・タイパが爆上がりするし、「ここ行っておけば・・・」的な後悔も減らせる。
1点だけ注意があり、Googleのナビだと稀に二輪車専用レーンに誘導されてしまうことがあり※、ちょっとドキドキした。100%任せるものではない、ということを理解し、ちゃんと状況判断しよう。
※台南の鉄道の高架を通るアンダーパスで発生したのだが、二輪車専用のところは明らかに狭く、白線ではなく物理的な壁で区切られた別ルートだったため一旦停車してからの方向転換で事なきを得た。クラクションは鳴らされた😇
スマホ車載用ホルダー
Googleマップ連携しながら運転するのであれば必須のホルダー。magsafe対応しているのでコンパクトでかさばらないのがよい。後は車への設置方法もいくつかあるがド安定なのはやはりエアコン送風口に取り付けるこのタイプ。10日間の旅行中一度も落ちることはなかった。magsafeで充電できるタイプのものも売っているがどうせナビとケーブルでつなぐのでそこまでは不要だと思う。
USBケーブル・アダプター
こちらは見落としがちだがナビとの接続がType-A、Type-C両方可能性があるのでType-Cに追加してこんなアダプターを用意しておくと安心だ。
SIMカード
GoogleMap利用のための通信はもちろん、事故ってしまった時や予約変更・遅延などの連絡も含めて通話できるSIM(Ahamo/POVOなどでもOK)を選ぶべし。できるだけ通信範囲が広いものを選ぶのがオススメ!
台湾はLineが主要なメッセージアプリなのでレンタカー会社とのやりとりも違和感なく使える。
ドライブ旅のTIPS:実践編
ここからは実践編。実際に運転してみてのTIPSなどをお伝えしていく。
左ハンドルと右側通行
昔ハワイで運転したときは駐車場を出るときになんどか逆に出てしまって焦っていたのだが、今回はほとんど間違えず危険なポイントはなかった。ただ、朝の運転は脳がリセットされるためか10日間で2度ほど間違えそうになった。
ガソリンの入れ方
台湾では98、95、92、超柴という選択肢がある。
超柴は読んで字のごとく超柴犬なので柴犬大好きの台湾人向けに柴犬を補給してくれる仕組み。というのは真っ赤な嘘で軽油のこと。
普通のガソリンはオクタン価で98,95,92を選ぶのだがでレンタカー時に「この車は95!」と明確に教えてくれるのでメモっておこう。
ガソリン車に超柴は絶対にダメだし、実際に柴犬を突っ込むのは動物愛護の観点からもっとダメ。注意しよう。
スクーター・バイクまみれ
台湾の道路の画像・映像を見るとびっくりするのが圧倒的な台数のバイクやスクーター。これは本当に数が多い。日本だと巻き込みに特に気を使うが、そもそも車と二輪車の台数比率が違う台湾では信号停止の場合に必ず四輪車の前に二輪車の停止ゾーンがあるのですり抜けて前に来るので比較的巻き込みの危険は少ない。
ただ、右から左から構わず抜けてくるので交差点に停止のために近づくときやUターンなどの際は日本よりも注意が必要だ。
高速道路車線変更と追い越し
台湾の高速道路は日本と違い3車線が基本で多いと6車線くらいまで広がるが、どの車線を走っていてもそこが追い越し車線になりうる。
マイペースで一番右の走行車線を走ろう~なんて思っていてもそうはいかない。
また、ウインカーは早めに出すが車線変更の入射角は鋭角、という特徴がある。「おいおいそんな角度で入って来んなよ」と言ってしまいそうなラインどりで追い越されるので、日本の車線変更の感覚とはかなり違う。この点は注意が必要だ。どの車線にいても左右に車が並んでいるような状況での急加速は避けよう。
高速道路自体は広くとても走りやすい。
渋滞
ほとんど巻き込まれなかったが通勤時間帯は混雑する印象。通勤時間前後に都心へと向かう道は混む可能性があるので考慮しておいたほうがよいかもしれない。
街中の駐車と支払い
街中には路上駐車できる白線で囲まれた場所がいくつかあり、どれも安い。タクシー用などのスペースもあるのでそこは停めないように注意が必要。
で、これ無料というわけではなく、e-Tagを読み込んで料金を計算する人が一定スパンで回っている。駐車違反切符みたいに来る前に請求書が挟まれていて、最初はびっくりするのだけど、結構駐車料金も安くて支払いもコンビニで行える。タクシー用やバス用のスペースなどと間違えて止めて駐禁を取られないようだけ注意して積極的に活用したい。特に台南市内のラウンドアバウトの駐車スペースは街中の主要観光地へのアクセスも良く便利。
駐車場事情と支払い
駐車場は多くが入庫時にナンバーをカメラで読み取ってくれる精算方式で駐車券などがいらない場合が多い。何気に便利。
ただクレジットカードや悠遊卡(ヨウヨウカー)※などが使えるような記載があるが、結構Connection Failedみたいな感じで支払いできないケースが多かった。一番安心なのは現金。しかも小銭。駐車場を使うときは小銭含めた現金を持ち歩くようにしよう。
※プリペイド式のSUICAみたいな台湾の電子マネー
旅程の変更や連絡
当初14時に返却の予定だったが、連絡したところ17時返却に追加料金で変更できた。コールセンターに電話→担当が一旦受けて貸し出した店舗から折り返しコールで変更となる金額を連絡され、合意すれば変更完了。
英語は必要だが、これも日本と同じ感覚で対応できるし、対応もスムーズ。
まとめ
というわけで台湾でのレンタカー実践についてまとめてみたがどうだっただろうか?車でないとなかなか訪れられないスポットもあるだけでなく、九份などの有名スポットでの柔軟性も格段に向上する。
もちろん気をつけなくてはいけないことはあるが、旅の幅を大きく広げてくれるツールになること間違いなしなのでぜひチャレンジして欲しい。
参考になれば幸いだ。
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