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トルコ旅行記① ~日本人からJapaneseへ~

どうもこんにちは。
とうとうトルコから帰ってきて、隔離生活から解放された川口です。
一歩も外に出れない監禁生活というせっかくの機会に、トルコの旅行中に感じたことをじっくり振り返っていたので、今日はそれを書いていこうと思います!!

1.そもそもなぜトルコ??

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今回、僕の久しぶりの海外旅行はどうしてもトルコが良かった。
そもそもなぜ今回の渡航先にトルコを選んだのかというと、大きく三つ理由があります。

まず1つに入国時の検疫が緩い国だから。
海外に行けるのか??という質問をたくさんされましたが、結論としては行けないことはないっていう感じです。
入国が厳しい国だと、日本のように入国後の隔離が必須であったり、隔離はなくてもワクチン接種証明書がないとダメとか国によってさまざま。主にヨーロッパの方では、証明書がないと店に入れない国もあるとか。
そんな中で、トルコは隔離もなければ、PCRもしくは証明書で行けるとのことで現在世界で一番入国しやすい国だと思います。僕は例の注射はしていないのですが、注射無しでも旅行できる国なのだから、もうトルコしかなかった(笑)
実際にイスタンブール国際空港にはコロナ前のあのごった返す空港の様子があり、少し感動しました(笑)

次にトルコはイスラム教の国だから。
僕はこれまで北アメリカ、アジア、ヨーロッパと旅行してきた(そう考えると結構旅してきた笑)。キリスト教や仏教の地域のみで、イスラム教の国は行ったことがなかった。
トルコはヨーロッパとアジアのちょうど境目に位置し、シルクロードなど歴史的にも文化が入り乱れる国として、有名だ。イスラム教にすごく厳しいわけでもなさそうだが、イスラム教が主流の国としてすごく楽しみだった。
(トルコのイスラム教についてはまた別の記事にて書く予定)

最期にトルコは親日の国だから。
僕が海外に目覚めるきっかけとなったタイは親日の国として有名だ。タイで親日の温かみを思う存分に感じ、他に親日の国はないかと探したときに出てきたのがトルコでした。トルコが親日の理由はこちらを参照。

以上がトルコを選んだ理由でした。トルコを選んだというよりは、トルコしかなかったとも言える(笑)
そんなトルコで感じたことは「日本人からJapaneseへ」。

これについて次は説明していこうと思います。

2.日本人からJapaneseへ

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このタイトルを見て、「何を言うとるんやこいつは」と感じる人もいたと思います(笑)

「日本人=Japanese」 だから、一緒じゃないか!!と。
おっしゃる通りです(笑)

でも「日本人」「Japanese」、同じ単語でも違うんです。

「日本人」と言って通用するのはこの日本のみ。
世界に出ると「日本人」という単語は通じない(もちろん日本語が話せる人はいるので通じる人もいます笑)

一方で「Japanese」は日本以外の国でも通用する。
「Korean」「Chinese」「Spanish」など、世界各国のうちの一つとして、「Japanese」が存在する。

つまり、日本から飛び出さないと世界の中の1つとしての日本、日本人ということが認識できないと思うんです。

そこで、「またこいつは何を言うとるんや」と疑問に思うかもしれませんが、世界の中の1つとして認識できることで始めて本当の日本、日本人ということを理解することができるんです。

日本にしかいないのに、何をもって日本が良いと言えるのか
何をもって日本人としての自分達に誇りを持っているのか
もちろん僕たち日本、日本人が悪いと言いたいわけではない。
でも世界から見た日本を知らないで、自分達に誇りを持つことはあまりにも浅はかじゃない??と思う。
世界に出て、外から日本を見ることで初めて日本や日本人のことについて考えることができると思うんです。

僕が2年半ぶりに海外に出て、真っ先に考えさせられたことでした。

3.トルコで感じた日本ブランド

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トルコの旅行中、すごく印象に残っていることが「トルコの人たちの日本人愛」(笑)

冒頭にも書いた通り、トルコは親日の国として有名。
渡航前からそのことは知っていたけど、本当にそうなのか。
少しばかりの疑問を抱いて、トルコに訪れた。

実際に街中を歩いてみると……

「こんにちは~」「オオキニ!」
「ワオ、日本人久しぶりネ!!」
「日本人!!ヤマダ電機!!ヤマダ電機!!」
←いまだに謎(笑)

多くの人たちが僕らの顔を見るや否や、満面の笑みで自慢の日本語を披露してくる(笑)
日本語を話すばかりか、少し会話を進めてみると

「私の母は大阪に住んでいるネ!」
「私は大阪に住んでたヨ!!」
「練馬区でケバブ屋さんしてましたヨ~」

なんと!!!(笑)
日本語を話す人の多くが日本に訪れ、滞在していたことがあるそう(笑)

トルコの人たちから日本の話を聞くたびに僕たちは笑みがこぼれていた。

「ああ、本当にトルコの人たちは本当に日本、日本人のことが好きなんだな」とトルコに行くことで改めて感じさせられた。
それと同時に、自分の中で日本に対する誇り日本人であることの誇りも感じた。
もちろんトルコの人たちからだけではなく、トルコで出会った様々な国の人たちとの出会いからも感じられた。
この経験は日本にいるだけでは感じることはできない。
つまり、「日本人」でいる以上は感じられない。
だからこそ世界に飛び出て、「日本人からJapanese」になることが大切なんです。

最後に

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「日本人からJapanese」になることで、本当の意味で自国、自国民のことを理解できると主張してきました。

でも、さらにまだもう一段階大きな意味がある。

それは世界から見て自国、自国民のことを理解することで、「日本における生き方」がガラッと変わること。

実際に僕も海外に行くようになってから日本の見え方が変わってきた。
政治、社会、教育、経済…など諸々のことが”自分事”として見えるようになる。当事者意識とも言えるかな。

日本はやっぱり島国だから、今回のウクライナ戦争のような他国との関係性がイメージしにくい。
一方で、世界の国々は大阪、奈良が隣り合っているように気軽に外に出ることができる。この差が自国に対する当事者意識の差に繋がっているように僕は思う。
そして、自国に対して「当事者意識」を持った人たちとでしか、より良い社会、より良い国は作ることはできないと考える。

だから、本当に日本人には海外に行ってほしい。というか、なんとしてでも世界を見るべき。
観光、遊び、留学、仕事。理由なんて何でもいい。
まずは世界に飛び出ること
海外での経験は本当に人生の財産になる。
これからの日本を背負う僕たちで、良い国を、良い社会を作っていきたいから。

僕も英語は大してできない。こんな経験ごときで本当に理解したとも思っていない。でもこれまでどんどんチャレンジしてきたし、これからもどんどんチャレンジしていく。

海外に行きたいけどなかなか勇気が出ない。
そんな人たちのサポートをいつかできるようになればいいなと密かに企んでいる…(笑)

Let's go to overseas!!


おわり 2022/3/7







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