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きっといいことありそう

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ある日、肩の痛みが強いから整形外科に行ってみたらいきなり大学病院紹介されて。。突然肺がんって告知を受けてからの心境をここに残します。
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#化学療法

5月11日。抗がん剤投与4回目。GW後で採血は2時間待ち。診察は16時を回ってしまった。早速体の表面に激痛が走ることを伝えると、放射線の影響だと思うが原因不明とのこと。以前整形外科で処方された痛み止めで様子を見ることになった。

5月9日。みぞおちの痛みは今や風が吹くだけで皮膚に激痛が走る。帯状疱疹の症状に似ているらしいが発疹がなく、原因がつかめない。11日の投与時に伝えなければ。

5月5日。右背筋から肩甲骨の痛みが治まらず整骨院へ。痛みは常に移動し続け、現在は右脇の下にピンポイントで打撲痛。合わせてみぞおちの表面にヒリヒリと服が触れるだけで痛みが走る。整体師曰く、猫背と運動不足からくる肋間神経痛らしい。

最後に、3月19日が放射線化学療法の治癒度MAXとした場合、今はどういう状態なのか。→当時よりも放射線の効果が進んでいるはずなのでさらに抑制できているらしい。但し必ずイミフィンジが効き続ける保証はないので、7月くらいにPET-CTで再確認が必要。その後も半年程度で検査は必要。

遺伝子検査とゲノム医療について。気管支鏡検査の時にがん遺伝子検査には出しているとのこと。つまりその時点では自分に合った治療薬がなかったということか。今後は良くも悪くも未定とのこと。現時点で言えることは、イミフィンジが自分にベターな薬ということ。

足のムズムズ感は副作用と言えなくもないが、あまり深刻にならず様子見。まったく眠れないなどの場合は処方あり。手術については、放射線照射が臓器の耐えられるギリギリまで強いものなのでリスク高い。また、手術は一見キレイだが転移した場合に対処できないから抗がん剤の方が効率良く一般的。

4月27日。3回目の抗がん剤投与。白血球の数値は順調に回復し正常値を記録。怪しい影もなし。一週間前からの風邪の症状と足のムズムズ感を伝え、手術の可能性、遺伝子検査とゲノム医療について質問。まずは風邪について。特に気にする必要はなく、市販の風邪薬でも問題ないが今回処方してもらう。

4月19日。急に温かくなった。昼間からビールを飲み、Tシャツで出歩いていたので風邪をひいてしまったようだ。市販の風邪薬は飲んでいいのだろうか。そもそもビールでかなり酔っぱらってしまう。

4月18日。癌先進国であるアメリカでは癌ゲノム治療、免疫療法が盛んで生存率も顕著に上昇している。日本はまだ認可されていないらしい。次回の通院時にゲノム治療について質問してみよう。あわせて、癌が小さくなった場合に手術という選択肢はないのか聞いてみたい。

4月14日。改めて肺癌であることに恐怖を感じる日々。無意識に肺癌について調べてしまう習慣。ふと、今までは素通りしていたゲノム治療に目が止まった。順天堂病院はゲノム治療ができる数少ない病院らしく、入院中もポスターを見た記憶はあるが、遺伝的な治療だと思い気にも留めていなかった。

昔味わった感覚を思い出すことはこれだけでない。元来自分の中にあった都会へのコンプレックス、恥ずかしい発言や行動などを延々と後悔する思考と、時代を先取っていたような、カルチャーの中心にいると思っていたころを美化して比較してネガティブになる。

4月13日。2回目のイミフィンジ投与は初めての通院によるもの。前回投与後に足のムズムズ、イライラ感があったが今回は投与中から嫌悪感があり、ちょっとでも気を抜くと精神的に落ちそうになった。この時に決まってムズムズ感が現れる。この感覚、小学生のころ寝てるときに味わったものと一緒だ。

あるブログでは、ご主人が告知を受けてからおよそ2年弱、イミフィンジ投与が終わって数か月後に息を引き取った様子がつづられていた。またある薬剤師のブログではイミフィンジについて詳細に説明がされており、5年以上長期生存率は5~6割との論文発表があった。

3月28日。昨日はあまり気にも留めなかったが、ふと副作用について知りたくなった。Google検索すると色々出てきたがどれも信ぴょう性に欠ける。ただひとつだけ気になったのは、イミフィンジ投与中は劇的に症状が緩和するが、1年が限度のためそれ以降に転移や再発することがあるようだ。