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タイ現代建築 001

はじめに

タイで見た建築について、自分なりの考えを記すことで、考えを整理しつつタイの建築に興味を持ってもらえたらうれしいなぁという発端でこの企画を始めようかと思います。

※これは私の個人的な考えを整理したもので、みなさんの考えがあればぜひ教えてほしいのでコメントもしくはメッセージを下さい。議論を欲しています!

一般的なタイ建築の印象

タイ建築といって一般的に思い浮かべられるのは絢爛豪華なお寺や、洪水を想定した高床式の住居、そして熱帯の気候に即した通気性の高い建築等になると思う。

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Pic 1 Wat Rong Seua Ten at Chiang Rai

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Pic 2 Jim Thompson House at Bangkok

しかし、現代の特に都心においては、室内は基本的に空調整備されており、都市計画によって洪水も改善されてきているため(といってもまだたくさんの地域で洪水被害はあるが)都心で高床式の住居を計画することもほぼないため、伝統的な建築的要素を直接的にみることはなくなってしまった。

タイらしい空間とは何か

しかし、タイらしい現代建築は今も続々と生まれてきており、それは現代人が求める機能とタイらしい建築の考えかたを融合した新しいタイらしさであると私は思っている。建築でなくとも、空間の作り方一つにしても即興性があり、その場所のポテンシャルを存分に生かした空間の作り方にはその都度感心させられる。

Hirotaro Sono Presentation Exchange_ページ_47

Pic 3 川沿いのレストランの作り方 at Amphawa market

Hirotaro Sono Presentation Exchange_ページ_46

Pic 4 線路沿いのマーケットの空間 at Amphawa market

タイらしい建築というのはやはりタイの現代建築家の中でも一つテーマとなっており、そこに着眼してタイの現代建築を眺めていくとまた面白みが増す。次回は私が実際に訪れて気に入った建築を紹介していきたいと思う。

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