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五感、機能していますか?

こんにちは、身体機能研究家の小林洋太です。

視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の総称が五感ですが、その五感は機能してますか??

それらの五感を統合している機関は「脳」で、そこからのフィードバックを全身に伝える役割をしているのが「神経」です。(厳密には反射なんかもありますが、ここではざっくりと)

五感が活性化することで現れる第六感

そして五感を研ぎ澄ますこと、”今”にフォーカスすることで浮かび上がってくるのが第六感です。

先日、友人である清田くんの話をオンラインで聞いていましたが、そこでも同じような内容で話をしていました。

彼はユリゲラーに影響を受けた”超能力者”なのですが、常識を超えた力を発揮する時には”今”にしっかりとフォーカスをするという内容の話をしていました。

特に”呼吸”を注意深く観察しているというあたりはさすがだなと思いました。

僕も彼の影響を受けて、今年スプーン曲げに挑戦しましたが、やはり常識というか通常の思考や感覚を超えることが、その可否に影響をしていることは明らかだというのが実際に感じるところです。


混在する意識と無意識を認識すること

ちょっと話が脱線しました(^^;;
何が言いたかったかというと、私たちはものごとに対して”意識”することがなく、圧倒的に無意識でいることが多いということです。

例えば、夏の暑さを感じることはあっても、その時にからだが乾燥している感覚だとか、喉が渇いたということを感じたとしても既に熱中症の初期症状にあるなとか、ことの詳細に至るまでの感覚については圧倒的に鈍感であるということです。

それらは難しいことのように思うかもしれませんが、それだけ感覚を張り巡らせることを日常的に行っていれば、(注意を払うことに)意識をしていれば、それらは当たり前の動作としてからだは処理できるようになるということです。

例えば、なんとなくヨガっぽいこの姿勢

この姿勢もどのように”伸び広がっているか?”を意識する(考える)とこんな感じで捉えることができます。

そんなこと必要なくね?!と思う方もいるかもしれませんが、必要ないと思えばそれまでの展開しかありません。

意識する、しない自体は”選択の自由”の上にあるのですが、そこから先にあるものを求める場合には”意識”せざるを得ないわけです。

しかし、そもそも身体活動自体は何らかの目的があって行なっているわけですから、その目的をどのレベルで達成するのか(より高いクオリティであればあるほど自己実現度は高い)を考えると”無意識より意識的”であった方が同じことをするのであれば効率はいいのではないでしょうか。

何を見るか?に加えて、どのように見るのか?

何を聞くか?に加えて、どのように聞こえるのか?そのことでからだは何をどう感じるのか?

視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚に表される五感をフルに活かして、”いま”にフォーカスすることで得られるフィードバックは全然異なってくるはずです。

そのためには様々な見地(経験)が必要にはなるかもしれませんが、それに伴う経験を統合していくのもまた私たちであり、私たちの脳でもあります。


Connect a dot.

極端な話をすると、私たちのからだは粒の集合体です。
それをからだだと認識し、そして生命だと認識しているわけです。

ひとつだと思っているからだも60兆の細胞からなり、あしと思っている部位も28の骨からなり複数の関節を持ち、それらを繋ぎ動きを伝える複数の筋肉から成っています。

何ひとつ決まっているものはなく、あなたと私が同じだと疑わない感覚すらも全く違うものだったりします。(美味しいと感じるものはひとりひとり違いますよね?)

逆を言うと、今、五感から得ている情報とこれまでの経験で作り上げているのが”あなたの世界”だということです。

その情報に、これまでと違ったフィルターが加わったら、精度が上がったら、処理速度が速くなったら。。。

全ては点と点を繋ぎ、1+1から始まります。
スマートフォンの処理速度だけが速くなっても、それを扱う側のスペックが変わらなければ、世界は色褪せていくでしょう。

慣れるまでは大変かもしれません。
だけど、これは今に集中するという訓練です。
思考は「後で○○○しよう」と誘惑をしてくるかもしれません、してきたとしてもそのことに意識的であれば、まずはOKです。

せっかく身についている五感、しっかり機能させて生きましょう!!


最後までお付き合いいただきありがとうございます。

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