高井さんのnoteは「闘気なきSEO対策の鬼」だった
このところ「なんでかな」と首をひねっていた謎が、とても明快かつ愉快に解けたので、シェアいたします。
私、「SEOの鬼」でした。
SEOはアレですね、スピードワゴンじゃなくて検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)でございます。
しかも、ただの「鬼」じゃございません。
「闘気」を消した鬼、です。
もうね、猗窩座でも検知できない。
検知できないけど検索ではヒットしちゃう。
意味不明ですな。まぁ、聞いておくんなまし。
謎のロングランヒットたち
まず、この1か月の高井さんのnoteのアクセス上位をご覧ください。
「案外、ビューがショボいな」という現実はこの際、横に置いていただいてですね。
この上位陣、変なんですよ。
謎のロングランが多い。
こう言っちゃナンですが、「なぜこれが?」という投稿がコンスタントに読まれている。なかには自信作もありますが。
変な時間に目が覚めて暇なので表を作ってみました。
「何か月前?」の列の通り、1年以上前の記事がゴロゴロしている。
典型例が、しゃっくり止めという「小技のデパート」高井さんの特技を紹介した、我ながらくだらない投稿、ついに累計2万5000ビュー。
いや、面白いと思うよ。自分では。
でもね、「なぜ毎月、1500ビューも行くの?」とずっと謎で。
あまりにアクセスが多くてこんな文言を冒頭に挿入したぐらい。
はじめに
noteのリコメンド機能のせいか、こちらの投稿から読んでくださる方がとても多いです。お越しいただき、ありがとうございます。
なのですが。
正直、この投稿は「けっこうオモシロイよ!」ぐらいなんです。
こちらに傑作投稿のマガジンがあるので「お試し」の方はどうぞ。
もっと凄いのは、竹内まりやの『駅』の歌詞の読み解きもの。
投稿直後で1000ビューぐらい行って、月100~200ビューぐらいに落ち着く。これが平常運転なんです。
ところがこの投稿、この3か月で「1000→1500→3000」と加速している。
アクセス集中で、これも冒頭に他のnoteへの誘導を挿入しました。
他のロングラン投稿にもいくつか共通項があります。
・月間のビューが安定している or だんだん伸びる
・しかも勝手に伸びる。ツイッター等で拡散している気配はない
・ビューは伸びるけど「スキ」は増えない
「noteのリコメンドのバグちゃうか」と若干、運営に不信感を募らせていたのですが、全然違いました。
「駅 歌詞 意味」で検索トップ!
ロングランの理由は何か。
きょう(日付では昨日)、天啓のように閃いて、検索してみたんです。
「竹内まりや 駅 歌詞 意味」でgoogle検索すると、なんと、最初に出てくるのが高井さんのnoteなんです。
「竹内まりや 駅 歌詞」でも、歌詞そのものへのリンクの次が私のnote。
この曲、歌詞の解釈が多義的なので検索されがちなんだろうな、と。
そりゃ、アクセス伸びるわ。
これをヒントに「もしや」とあれこれ検索したら、出るわ出るわ。
「しゃっくり 止め方 技」で検索 →トップ!!
「理系本」で検索 →トップ!!
「若く見える 損」で検索 →トップ!!
「つむじ 位置」で検索 →2位!!
「東大現役合格」で検索 →トップ!!
「いじめ 処方箋」で検索 →4位!!
「ビール やめる」で検索 →トップ!!
「子ども 読書家」で検索 →2位!!
いやー。
気持ちいい!!
こんなに疑問が氷解してスッキリしたの、久しぶり。
ビューが安定して多いの、明らかにSEOの威力ですね。
note運営が対策を地道に重ねてくださったおかげであろうと。
「推薦記事、おかしくない?」とか勘ぐって、すいませんでした!!
みんな検索でみつけてひとまず開いて。
そして適当に流し読みして「スキ」しないで去っていくのね(笑)
SEO対策するべきか?
高井さんだけスッキリして終わるのも気が咎めるので、少々考察を。
私、記者という仕事柄、本業ではSEOはメチャクチャ意識しています。「釣り」は避けつつ、最大限の効果を狙う。
でも。
noteでは、ほぼ全くSEOは考えてませんでした(笑)
こんな投稿しているぐらいで、noteは自分が気持ちよく書けるのが最優先でアクセスの最大化はあまり興味がないです。
過去の投稿が読まれている理由に気づかなかったぐらいだから、どんだけSEOに無頓着だったのか、と。
でも、そこは職業的な業の深さで無意識にタイトルにキャッチーな言葉を入れていたんでしょうね。
私は「無意識」ですが、あえて結果論的にnoteのSEO対策のノウハウを挙げれば、
「ちょっと外す」
でしょうか。
上記の例なら、「いじめ 防止」や「いじめ 対策」だとガチ勢には勝てない。
でも、「処方箋」という少し外したキーワードだと検索上位に来る。
「パトレイバー」も単独ではノアの方舟でも沈みそうなインフォデミックな洪水状態ですが、「上司」が加わると途端にブルーオーシャンに。
「しゃっくり 止め方」も「技」が入ると勝負できる。
プラスアルファのキーワードでレッドオーシャンは避け、一味加えてブルーオーシャンを狙う。
狙ったわけではないですけどね、私の場合。
しかし、「理系本」とか「つむじ 位置」「ビール やめる」で検索すると、高井さんのnoteがファーストピックに来るのは日本人の民度に無視できない悪影響があるのでは、と心配になりますね……。
今後も「闘気なき」で
noteを始めて2年で遅すぎる大発見があったわけですが、今後もSEOとかケチ臭いことは考えないで、楽しくやっていく所存です。
仕事じゃねぇんだよ、と。
赤子のような闘気でも、漏れちゃえば、「上弦の参」レベルには通用しねぇんだよ、と。
と言いつつ。
この投稿、「note」、「SEO対策」とパワーワードがあざとくタイトルに入ってますな。しかも「鬼」という「外し」も紛れ込ませる手練れ……。
お主もワルよのう……。
=========
ご愛読ありがとうございます。
タイトル画像は出雲千代さんのイラストをお借りしました。ありがとうございます。
ツイッターやってます。フォローはこちらから。
異色の経済青春小説「おカネの教室」もよろしくお願いします。
無料投稿へのサポートは右から左に「国境なき医師団」に寄付いたします。著者本人への一番のサポートは「スキ」と「拡散」でございます。著書を読んでいただけたら、もっと嬉しゅうございます。