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【共創の風景】創業3年目を迎えて

株式会社Public dots & Companyを創業して、丸2年が経過した。2019年5月15日が法人登記。

会社のこれまでのお取引先は愛媛県や三重県、栃木県、神戸市、出雲市、磐梯町、日野町など自治体もあれば、博報堂、アサヒビール、トランスコスモス、デジタルガレージ、スカラ、楽天コミュニケーションズ、イーデザイン損保など企業もあります。

自治体向けにはDX支援企業向けには新規事業開発支援と2年間で実績を重ねてきました。2021年4月には「逆プロポ」という、ちょっとユニークなサービスを世に送り出し、こちらはオープンイノベーション x社会課題という組み合わせで、たくさんの企業からお問い合わせをもらっています。今年、このサービスがどれだけ伸びていくか、楽しみです。

そんなわけで、あっという間の2年だったけど、感覚的には、創業日がはるか、はるか、遠い昔のように感じます。それだけ、いろんなことがあったし、乗り越えてきたもの、苦しかったこと、楽しかったことを積み重ねてきました。

仲間と、チームをつくって会社をやってきてよかったなと思うことは、やはり個人事業主では体験できないことをたくさん、経験してきたこと。苦しかったこと、悔しかったことも全部ひっくるめて、その体験は自分の血肉になっています。

3期目の2021年はそういう意味で、ようやくPublic dots & Companyが本来やるべきサービスの開発に着手していく一年になります。

過去を振り返ってもあまり意味がないけれども、一つだけ。創業して間もない頃だったか、ある方に言われた一言が今でも頭に残っています。

伊藤くんの賞味期限がもう少しで切れちゃうから、早く、何か打ち出した方がいいよ。


「公共を再定義する。」をミッションに掲げてきて創業した僕たちが見据えている、未来の社会の風景は2年前も今も変わっていません。一方で、そこに到達するために、会社としてやっていることは2年前に思っていたこととちょっと違う部分もあります。

例えば、逆プロポなんていうサービスは当時、思いつきもしなかったけれども、描いている未来に向かって進んでいる中で、生まれました。また、もう間もなく誕生するサービスは一度、世に問うたことがありますが、その時はまったく話題にもなりませんでした。でも、今度はきっと、前回とちょっと違う状況になりそうです。

この違いはなんなんだろうと思うと、やはり、この2年間、ユーザーの声に向き合ってきた結果なんでしょう。今、手元にあるサービス、今年これから生まれるサービス、いずれも顧客体験をどう変えるか、カスタマーエクスペリエンス(CX)に拘った結果、生まれたサービスです。

ちょっとバタバタしててできなかった、各種サービスを今後はカスタマージャーニーに落とし込んで、どんなユーザーの、どんな困りごとに、どんなフェーズで、どのサービスを使ってもらえるのか。それによって、日本社会をどうアップデートできるのか、これから整理してお見せできるようにしたいと思います。

わずか2年前。でも、はるか遠く感じる2年前。僕たちの会社が産声を上げたオフィスは渋谷の一間でした。

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