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#1 「強み」って、何?
キャリア形成=強み形成
私たちは、大なり小なり、何か仕事をしながら日々の糧を得て暮らしていく。これを「仕事人生」と呼ぶことにしよう。
ところで、会社でよく言う「御社の強みは何ですか?」「この製品の強みは何ですか?」というのは、個人にだって当てはまる。
「あなたの強みは何ですか?」
強みがあるから、企業はあなたの能力を高い給料という形で買う。
だから、明確な「強み」があるというのは、仕事人生を有利に運ぶ条件のひとつだ。
キャリア形成とは強みを創る旅路でもあり、「強み形成」と言ってもいい。
だが、強みとは一体何だろうか?
強みには2種類ある
絶対的強み=自信
強みには2種類ある。絶対的な強みと相対的な強みだ。
絶対的強みとは、自分にはこれができる、という確固たる自信だ。
例えば医師や弁護士といった国家資格は、それがないとできない仕事があるという点で強みのひとつになるだろう。しかしその分野で経験・実績がなければ、その強みは張子の虎に過ぎない。
強みとはアウトプットできるものであり、自分の脳に刻まれたもの以外はアウトプットできない。強みは「自分にできること」の中にあるのだ。
相対的強み=環境
「絶対的」に対するもうひとつの強みは、環境・状況に左右される「相対的強み」だ。
例えば、日本人の中にいては「日本語を話せる」というのは大した強みにならないが、日本語を学びたい外国人が多数いる環境ではどうだろう。
逆に、周囲に同じようなスキルを持った人がたくさんいて、自分はその中で埋もれてしまったという経験はないだろうか?
「周りの人には実行しにくいが、自分は比較的楽にできる」、これが相対的な強みなのだ。
強力な強み=他人で成功を再現できること
絶対的・相対的強みを「第1の強み」とすると、さらに強力な「第2の強み」がある。
それは、「他人でも成功を再現できること」だ。背景知識・経験のない人に指示して成功させることができれば、間違いなく強力な強みと言っていい。
自分ひとりで完結することよりも、誰かに影響力があることの方が強いのだ。
まとめ
強みとは、自分で確実にできるという自信であり、それが他人には難しいという状況が組み合わさって発揮される。
また、他人で成功を再現できれば更に強い。
これらの強みを見つけ、育ててみよう!
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