プラモデル作りから学んだこと

子供の頃に熱中していたことのひとつがプラモデル作り。
夢中になって作っていましたが、今思えばいくつもの学びがありました。
ちょっと大袈裟かもしれませんが、勉強や、考え方の基本にもなっていると思います。

説明書通りに作る

説明書通りに組み立てることができるようになりました。
推奨される手順を、順番に、抜けなく網羅して行動する。
やててみると、意外と面倒くさいです。
ついつい「こういう方法もある!」と自己流アレンジをしたくなります。
そこをジッと耐え、コツコツと一つずつ組み立てます。
自己流に逸れたことが何度かありましたが、
そんなときほ大抵部品が余ってしまい、
説明図を見直したら
「接着済みのパーツの中へ組み込む部品だった」
ということが続きました。
順番って大事だなぁと、子供の頃に後悔した記憶があります。

パーツを作る

プラモデルを作っていて楽しかったことの1つが、
構成が分かったことです。
私が作ったプラモデルは、自動車とガンプラが主でした。

例えば車のプラモデルを作るとき。
ランナーから部品を一つずつ切り出しますが、
まず作るのは「構成部品」です。
確か、タイヤ周りを作ることが多かったかな?
・ホイールに軸受を繫げるための三角パーツを取り付ける
・ゴムタイヤを付ける
・サスペンション(バネ)を入れる

で、シャーシに取り付けていた気がします。
車の場合、全ての部品をシャーシに取り付ければ
完成します。

前輪は左右同時に舵角が変わるように、連動して動かすハンドル軸がありました。

ボディを作り
→ガラス(透明プラスチック)を貼り
→ミラーを着け
→デカールを貼る
→シャーシに取り付ける

車はそれほどパーツがないので、作りやすいです。

社会人になって

仕事するようになって、手順を守らない人が多いことにびっくりしました。
まずは、準備されている手順通りに行動できるか。
これって結構大事だと思います。

私の個人的な考えですが、仕事を覚えるのには段階があると思っていて
・まず、その会社での仕事のやり方を覚える
・自身の体験と比較する
・足りない(と思われる)部分)、余計(不要)な部分が見つかったら相談する
 →理由があって、あえてそういう手順にしていることがよくあります。
・了承をもらったら改善提案として正式に提案する
・OKなら、手順を変える

こんな感じかなぁ?というのが私の考えです。

部品を変えるのか、
作る順番を変えるのか、
いらない部品を除外するのか、
そもそも作らないのか。

『改善』の方法はいくつかあります。
改善に至るまでの道筋も1つではありません。
その場に合ったやり方で進めて行ければ幸せです。

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