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Metascientiaで目指すもの

Metascientiaは、「科学を再考する」をコンセプトに、世界の科学ニュースやディープテックスタートアップをメタな視点で紹介&考察していくメディアです。

2022年の10月から複数のメンバーと共に立ち上げます。濱田1人で運営するのではなく、複数のメンバーがそれぞれ放送したい内容を上げていくスタイルを目指します。

■ Twitter
https://twitter.com/meta_scientia

■ Anchor
https://anchor.fm/ac6u1qrt8t8

Metascientiaは、3つの観点から科学を語るメディアにしていきます。
1. Xの科学 (e.g. 宇宙、脳、文化、スタートアップ、料理の科学)
2. 科学のX (e.g. 科学の歴史、文化論、産業論、政策論、自動化)
3. 科学の科学 (メタサイエンス)

毎回メンバーがさまざまなトピックを語るだけでなく、科学にさまざまな形で向き合っている方々にインタビューしたり、議論したりしたいと思っています。

その中には、大学院を卒業して企業の科学者になっている人たち、科学者ではない別の職業になっている方々、起業家になった科学者、科学を支える起業関係者、科学を利用している営利企業、更に科学の生態系を支えるスタートアップの方々も対象にしています。

他の文化と同じように、科学は、一つのどこかにあるというものではなく、多くの関係者によって形作られているものであり、その生態系を有機的につなげる仕組みが必要だと私は考えています。

日本の科学における大きな問題点に、『産業と学術がつながる経路が少ない』ところがあると思っています。その結果として、博士もちの人たちが
しかし、歴史から学ぶ中で産業と学術の関係はいろんな形があるとわかってきました。その点についてさまざまな観点から向き合っていきたいと思います。

Metascientiaという名前に込めたのは、メタサイエンスをこのメディアを通して実践するということです。このメディアを通して、複数の科学の関係者、ステークホルダーたちを巻き込む共有地(コモンズ)を作りたいのです。

ロイヤルメルボルン工科大学のJason Potts教授は、多くのイノベーションが生まれてくる基盤には共創的なコミュニティ(例えば、Homebrew Computer Club)があったという指摘をしています。一方で、そのコミュニティは、イノベーションが生まれるようになった瞬間に消えていく構造を指摘しています。

Pottsの定義によると、イノベーションの共有地は、アイディアの蓄積地であり、ビジネスのアイディアが出てくるとアイディアが狩り尽くされなくなることが運命づけられています。

そのような成功=解散に向かって、このMetascientiaが、新たなイノベーションのアイディアの集積地になることを願っています。

初年度は、月1、2ぐらいペースでspotify等でコンテンツを上げていきます。

研究者にインタビューしてみたいという人も募集しておりますので、興味がある方は、@meta_scientiaまでDMいただけると幸いです。

また、持続的な活動ができるようにサポートをぜひお願いしたいと思います。このnoteから支援もしくは、Amazonのほしい物リストから支援していただけると大変助かります。

今後、サポーターを募る活動もしていく予定です。

サポートよろしければお願いします!