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コンサルに転職した先輩が意識高い系に変身してた話

先輩がコンサル企業に転職した。

御託は要らない。私も意識を高く持って説明していきたい。

先輩の転職した会社

有名なコンサルファーム出身の社長が創業した新進気鋭のコンサルファームらしい。
東証スタンダードにも上場を果たし成長著しい会社だ。

先輩は元々SES(という名の偽装派遣)で客先常駐し、客先のリーダーから指示を受けて仕事をしていた。
そこからITコンサルへと転職し、今度は逆にSES(という名の偽装派遣)の人達に指示を出す立場になっていた。

コンサルには様々な種類がある

一口にコンサルと言っても色々な種類がある。
ここで先輩がやっている仕事はIT系のPMOコンサルだ。
詳細は「PMOコンサル」で検索してくれたら沢山記事が出てくるので調べてほしい。

彼は大手SIerで炎上している開発案件にに常駐し、プロジェクト全体を見通して問題を見つけるのが仕事だ。
主に進捗が遅れているチームにフリーランスのエンジニアを投入する。といった役割だ。

いやそれただの炎上案件の火消し要因じゃね?

というツッコミは無しだ。


ちなみに品質もチェックして是正措置を取る。納品時期の調整その他諸々…なんてことはしないが、それもツッコミは無しだ。

やはりコンサルなだけあって高収入

年収800万だそうだ。

「『給料よりやりがいだ』とか色々言うが、結婚して子供ができたらいかにお金が重要か分かるはずだ」
と先輩は呟く。

ちなみにコンサルと言えば1000万や2000万ぐらい貰えると思う方もいるだろう。
しかしコンサルと言っても様々な種類があるのだ。

とりわけ先輩のいる会社は新進気鋭のベンチャー。
今は大手コンサルほどの年収はもらえないが、それでも十分高い方だ。

なお、先輩は管理職で給料は年俸制。みなし残業代込みだ。

いや上場企業なら非管理職でも700万とか800万ぐらい普通じゃね?しかも福利厚生満載だし。というツッコミは無しだ。

デキる男は身だしなみにも気を遣わなければならない

身だしなみはコンサルに限った話ではないが、コンサルはとりわけ厳しいらしい(先輩曰く)。
オフの服装にも気をつかうべきだ。と持論を展開していた。

IT系によくいるオタクあるある「サイズの合わない服、眼鏡、ぼさぼさの髪の毛」なんてもってのほかだ。
ここ数年ビジネスカジュアルなどと言われるが、スーツで出社して違いをアピールだ。


…なんだかどこかの自己啓発本に書いてそうな内容じゃね?というツッコミは無しだ。


でもビジネスカジュアルでも仕事できる人はできるんじゃ…?
あと今(2023年)のファッションはオーバーサイズが結構主流なんじゃ…?(割と転換期に差し掛かってるかもだけど)
なんてツッコミももちろん無しだ。

出来る男はビジネスカジュアルだろうが、オーダースーツを身にまとい出社するのだ。

お分かりいただけただろうか

コンサルは格が違うのだ。

大手SIerに常駐してる時点でSESエンジニアと変わらないのでは?なんて決して言ってはいけない。
彼らはさらにその上からプロジェクトを見ている。
(いや普通にエンジニアでも見るけどね。)

年俸制でみなし残業込みの800万。
月40時間近い残業時間だが36協定はきっちり守っている。
(ちなみに家に持ち帰って仕事もしている。)

「一昔前の月100時間などと比べれば優しい世の中になったものだ。」と先輩は笑顔で語る。

決して東証プライム上場企業や有名グループ企業の上流SEやPL,PMクラスだと残業時間無しで700万や800万を超えるなんて言ってはいけない。

おわりに

SESエンジニア時代の先輩は常に疲れたような感じを出していた。
しかしコンサルに転身し、活き活きとしている。

残業が多く、家にまで仕事を持ち帰っているが、それすらデキる男、違う世界の人間だというオーラが出ている。

ツッコミどころは満載だが、先輩が幸せそうでなによりだ。

これからも先輩と仲良くやっていきたいと思った。


おわり

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