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Web系フリーランスが売上向上するために必要なことについて解説します


こんにちは

最近フリーランスの方や副業をスタートする方との壁打ちがかなり増えています。

そこで感じたのは、
高単価案件を獲得すれば売上が50万円100万円とアップするのはわかるけど、
具体的に何をどうすればいいのかわからない、、
そもそも自分が50万円とか100万円とかいきなり単価を上げていいのか?
など悩みを多くいただきます。

実際のところ
SNS運用代行を企業から受注したり
web制作系の大きな案件を受注したりすれば売上が上がるのは理論的には確かです。

でもスタートしたばかりだったり、
実績がなかったりすると
不安になる人も結構多いです。

そういう人向けのアドバイスになればいいなと思っています。

❶ビジネス構造を把握する
❷自分の専門性を明確にする
❸事業計画を立てる
❹プロジェクトにジョインする


❶ビジネス構造を把握する

まずwebマーケティングの会社がどういうビジネス構造になっているか?
これを知る必要があります。

これを知らないと、
はっきり言って、搾取されるweb受託業者になります。。。

そもそもなぜweb受託業が成立するのか?

企業は自社のサービスの販促活動を行っているわけですが、
このインターネットの時代にオンラインでの販促活動をしない理由がありません。

例えば

・インターネット広告を使ったり
・インスタなどのSNSを使ったり
・HPをおしゃれにしたり

色々な施策があります。

ただ、企業もwebのプロではありませんので、webのことはできることなら誰かに任せたいわけです。

そこでwebのプロである我々に企業から依頼が来るわけです。

特にSNSは若い人の方が知見があったりするので、
僕なんかにもSNSをコンサルして欲しいとか代理運用してほしいとか
そういう依頼が来るわけです。

webの受託の会社はこれを生業としているので、

大手のところだと
営業チームが企業から案件を引っ張ってきて、
マーケティングチームが全体的な戦略を考案して、
クリエイターチームが実際にクリエイティブを作るという

こんな感じで仕事をやっています。

ただこれはあくまでweb会社というチームの話で、
個人事業主の人は営業→マーケティング→クリエイティブを1人でやらなきゃいけないんです。。。

めっちゃ大変ですよね。。。

なので、個人的には、
営業orマーケティングorクリエイティブのどこかで一点突破した方が早いかな?と思っています。


あと、よく言われる「低単価疲弊」という言葉は、

上流(マーケター)から必要タスクが下に流れてきて、
クリエイターがクリエイティブを作らなければいけないんですけど、
皆んなが中抜きして、
結果的にクリエイティブ1つ500円とかで回ってきて、駆け出しの人がそれに対応するという構造のことを言います。

企業から元請けで案件獲得すると、
月額30万円以上、1PJTの単価も200~300万円とかしてかなり高単価なのですが、
そこから
・マーケターをアサインする
・ディレクターをアサインする

と利益が徐々に減っていきます。

元請け業者から回ってくる案件のことを2次請け
さらに2次請け業者から回ってくる案件のことを3次請けと言います。

3次請けとかになると単価も異常に低いです笑

なので構造的にスキルが乏しいクリエイターは儲かりにくい仕組みにはなっています。


❷自分の専門性を明確にする

先程の話をすると、
やっぱり営業やマーケティングをやらなければいけないのか、、、
と思う人が多いです。

が、僕はどっちでもいいと思っています。

人間、仕事の向き不向きはありますので、

・営業が得意なら営業
・マーケティングが得意ならマーケティング
・クリエイティブが得意ならクリエイティブ
・バックオフィスが得意ならバックオフィス

をやればいいと思います。

実際クリエイターでも、高難易度のクリエイティブ制作ができるようになって単価を上げまくっている事例もたくさんあります。

バックオフィスも同じです。

そもそも人間1人当たり24時間しか与えられていないので、
全部こなそうとするとパンクします。

得意なことにフルコミットしているだけでいいんです。

さらに、
営業は営業でも、どういう営業なのか?

テレアポなのか?
人脈を活かした営業なのか?

専門領域をさらに細かく設定します。

ピンポイントで自分の得意なことを徹底的に追求する。
ということが大事です。

ただ、条件として「徹底的に極める」ということが求められます。

「好きなことを仕事にしよう!」

というのはなんだか心が救われて聞きごこちがいいのですが、
僕的には、
好きなことを仕事にするのなら徹底的に極めなければいけないと思っています。

得意・強み・才能の発見

その領域で一気にアクセルをかける

専門性を明確にして極めるということが大事です。


❸事業計画を立てる

これはフリーランスの人あるあるなのですが、
短期の目標しかみれていないような人が多いような気がしています。

僕は現在26才ですので、
長期的にみて、あと30,40年くらいのフリーランス人生が待っています。

直近のキャッシュを稼ぐなら、
とにかく営業しまくって売上作りまくればよくてそれで年間1000万円2000万円とかは作ることができます。

しかしフリーランス人生は長く、
長期的にキャッシュを安定させる必要があります。

・どういうキャリアを築くのか?
・人生における目標やゴールはなにか?

というのをざっくりとでも決めておくべきかなと思います。

憧れのフリーランスで年収1000万円!なんて言ってもそれが永久に続くわけではなく、続けるための努力も相当必要です。

ただ、若いうちに実績や信頼、お金を得ることができれば人生の後半戦が相当楽になります。

タイトルには事業計画と書きましたが、
もはやこれは人生計画です。

人生計画を立てれば、
ゴールや目標が見えて、そこからの逆算的な動きも見えてきます。

優秀なフリーランスの方や経営者の方と話すと、かなりの確率で長期ビジョンがあります。


❹プロジェクトにジョインする

いきなり起業して自社商品を作って、、
でもいいのですが、
僕的にはまずプロジェクトに入ってみることが本当に大事だと思います。

実際wantedlyとかではベンチャー企業の新規プロジェクトが何個も立ち上がっています。


Twitterでも人手を募集している経営者がたくさんいます。

こういう案件に入ってみましょう。

専門性が明確になる

企業に自分の専門性をアピール

プロジェクトに参加

そしてそのプロジェクトを全力で頑張ってみてください。

そこで成果が出ると、

・報酬が上がる
・SNSでの権威性が上がる
・他からのお誘いがくる

などなど自分自身のステップアップにつながっていきます。



いかがでしたでしょうか?

web系の受託業者は今僕が書いた通りに売上を上げていくべきです。



あと最後に、

成長曲線というのをご存知でしょうか?


ほとんどの人は
短期で大きな成果を出そうとしますが、
それができる人、できない人、本当にさまざまです。

1行動したら1成果が出るというわけではなく、
どこかのタイミングでブレイクスルーが起こり、また安定に入り、またブレイクスルーを起こして、その繰り返しです。

結果が出ない時も努力し続けるという前提はありますが
こんな感じで成果って出ますので、
結果を作ることは急がず、目の前のことに集中して日々取り組んでいきましょう。

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