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⑦これはNG?やらないほうがよいこと

私が実際に気を付けていたことを記載します。勉強方法は十人十色で、必ずしも全ての方に当てはまるとは思いませんので、参考程度に「こういう考え方もある」ととらえておいてください。

マーカーを分けすぎる
過去の合格者が「強み、課題、市場環境、競合・・」を明確にするため5~6色のマーカーを使い分けていたという話を聞き、一時期私もマネしましたが、やめました。理由は、どこでどの色を使えばいいか考える時間とペンを持ち替える時間が無駄だった、色が付きすぎて読みづらくなった、からです。うまく整理できる人はいいと思いますが、私としてはせいぜい2~3色ぐらいにとどめたほうがスムーズに与件文を整理できると思いました。
(強みと課題ぐらいが目に見えてわかればいいと思います)

模試の結果を気にしすぎる
模試と本番の問題は大きく違います。模試は難しめに作られていることが多いうえに、採点も主催者の基準だからです。模試の採点は決められた模範解答に沿った形で採点され、別解が認められないことが多いです。模試は常に上位だったが本番で落ちたパターンやその逆パターンはよくある話です。模試の結果はあまり気にしないようにしましょう。
(私の模試活用法)
1. 時間内に初見の問題を整理し、解答を作るように取り組む
2. 時間をオーバーしても空白は作らず、自分の解答を作ったうえで採点してもらう(最終的にかかった時間はチェックし、本番までにその差を埋める努力をする)
3. 返却された答案の減点部分のコメントと、解説を読み、自分の観点とどこが違うか比較する
4. 与件文の内容を丁寧に整理し、見落としていた情報はないか確認する
5. 再度問題を解き、自分なりの解答を作成する(模範解答と同じでなくてもよいので、与件文に沿い、筋の通った解答を作る)

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仕事、育児、家事を並行して行いながら、独学で2019年度中小企業診断士試験をストレート合格したポイントを紹介しています。このマガジンでは特に二次試験を突破するための考え方を中心に紹介し、科目別対策も織り込んでいます。 二次試験に合格するためには、勉強時間だけではない、特別な考え方が必要です。逆に言えば、その考え方さえうまく取り込むことができれば、さほど時間をかけずとも合格ラインに持っていくことは可能です。 受験生の皆様にとって、ここで紹介する内容が最後の一押しになれば幸いです。

ご覧いただきましてありがとうございます。 これまでも多くの方から独学での二次試験対策を教えてほしいとご要望をいただいているため、ざっくり…

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