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⑧筆記試験当日行っていたこと、気を付けていたこと

1.一つの問題に時間をかけすぎない

一次試験を突破された皆さんなので大丈夫だと思いますが、一つの問題に時間をかけすぎないように注意しましょう。二次試験は、一次試験以上に時間がないです。あまり一つの問題に時間をかけすぎると、点数を取るべき問題で失点し、合格ラインから遠のいてしまうことになります。ある程度考えても答えがまとまらない、方向性が見えない場合はとりあえず後回しにして、他の問題に取り組みましょう。
そういう私も令和元年度の事例Ⅲで最初の2問に時間をかけすぎるというミスをしてしまいました。1問あたり10分以内に回答を作るように目標設定していたのですが、つい最初に時間をかけすぎてしまい、残り30分で3問丸々残ってしまうという事態に陥ってしまいました。時間配分と割り切りはめちゃくちゃ大切です。

2.丸々空白の解答は作らない

一問丸々空白という解答は絶対に避けましょう。空白は絶対に0点となり、その時点でどれだけ頑張っても70~80点が満点になってしまいます。他部分で75%近い得点率が必要になるため、他受験生と比べてかなり不利になってしまいます。どれだけ考えてもまとまらない場合は、与件文抜出しでもいいので解答欄を埋めましょう。計算結果が出なくても、「自分はこう考えました」という証を残しましょう。もしかしたら5点でも加点される可能性があります。ギリギリまで空白を埋めるためには、先述した時間管理が大切です。「ここまできたらとにかく埋める作業に入ろう」と決めておくと、切り替えができるようになります。

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仕事、育児、家事を並行して行いながら、独学で2019年度中小企業診断士試験をストレート合格したポイントを紹介しています。このマガジンでは特に二次試験を突破するための考え方を中心に紹介し、科目別対策も織り込んでいます。 二次試験に合格するためには、勉強時間だけではない、特別な考え方が必要です。逆に言えば、その考え方さえうまく取り込むことができれば、さほど時間をかけずとも合格ラインに持っていくことは可能です。 受験生の皆様にとって、ここで紹介する内容が最後の一押しになれば幸いです。

ご覧いただきましてありがとうございます。 これまでも多くの方から独学での二次試験対策を教えてほしいとご要望をいただいているため、ざっくり…

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