上京して2年で借金400万を抱えた僕が、未経験から半年で手取り30万超えのフリーランスエンジニアになるまで。
初めまして!
フリーランスエンジニアとして活動しているひろすけです。
活動していると言っても、昨年末まではプログラミングスクールに通っていたので、今月2020年1月にエンジニアデビューしたばかりになります。
なので、「エンジニアとはこういうものだ」なんて知った風な口はまだまだ聞けません。。
就職で上京し、営業職、副業の失敗、借金を抱えたフリーター、などなど、タイトル通りの大失敗を重ねてきた僕の失敗談を振り返りながら、
・就職を前に悩んでいる学生の方
・将来のために挑戦したいけど、一歩踏み出せずにいる方
・他人の失敗を肴に美味しいお酒を飲みたい方(笑)
などに向けて、少しでも役立つ情報が届けられればいいなと思い、少し長い自己紹介をさせて頂きます!
一気に振り返るこれまでの人生
地元の文系国立大学を卒業→新卒で上京して手取り17万のIT営業
→すぐに副業でMLM(ネットワークビジネス)2つと高額塾に挑戦、見事に失敗
→勢いで会社を1年で辞める
→フリーターをしながらBO商材とコンサル詐欺に騙され1年足らずで借金400万を抱える
→心を入れ替え、半年間プログラミングスクールに通う
→いきなりフリーランスとして活動開始したら、手取りが2倍になる。
ここまで怒涛の2年10ヶ月!!(笑)
順番に振り返っていきます。
就活を甘く見て、大学4年の11月までかかった。
1,2年次は実家通い、3,4年次は友人と4人でルームシェア。授業はそっちのけで、とにかくバイトと部活とサークル活動に全てを捧げる。
そんな典型的な大学生活を送ってきた僕は、同級生グループの中でもトップクラスに就活を舐めている奴でした。
3月1日の日付が変わる瞬間にマイナビとリクナビに登録して、
「就活やってんなー(笑)」なんて友達とふざけたり、
「都会に住みたい」「なんか安定しそう」という軽い気持ちで、縁もゆかりも無い市役所の公務員試験だけを受けたりと、
4年生になってからも自分の将来に全く真剣になれていないのが僕でした。
そして、公務員試験は奇跡的に筆記試験を通過するも、面接では口からでまかせの志望動機を見抜かれ、見事にお祈り。
このとき、すでに大学4年の8月。
さすがにやばいと気付いた僕は、東京の大学に通っている地元の友人の家を渡り歩き、お酒とチケット代に消えたなけなしのバイト代をすり減らしながら、必死の就活。
11月、就職エージェントの紹介で、都内のIT企業から何とか内定を頂き、事なきを得る。
※その後、卒業論文で留年の瀬戸際を彷徨ったのは言うまでもない。
もし、もう一度大学生に戻って就活をするなら、
・自分のやりたいことや、なりたいライフスタイルを決めること。
・友達や家族にお願いして、自己/他己分析を深めること。
・ネットや本で調べたり、OB訪問をして業界分析すること。
ありきたりですが、この3つは絶対にやるべきだなとは思います!
配属希望を上司に捻じ曲げられ、
無理やり営業職にさせられた新卒時代
そんなこんなでハードウェア修理やインフラ系のエンジニアリングサービスを行う都内のIT企業に新卒で就職。同時に上京。
総合職採用だったので、入社から半年間は20人弱の同期たちとの研修期間でした。
C言語というプログラミング言語は少し学べましたが、残りの期間は田舎の工場に缶詰めでパソコンを分解したり、丸1日かけてWordやExcelのショートカットを教え込まれたり、おじいちゃんの昭和式営業論を叩き込まれたり、人事のおじさんのつまらない冗談に苦笑いしたり、半年かけた割にこんなもんなのか?という研修が過ぎていきました。
そして、半年間の研修も終わりが近づいた頃、社長と役員との配属希望面談がありました。
僕は、講師の方が好印象だった、スキルアップが見込めそうという理由でSE(システムエンジニア)職を希望。
正直言って、僕は同期からも認められる程度にはトップクラスの研修成績だったので、配属希望も自由に通る自信がありました。
しかし、
役員「いいねー、ひろすけ君ならSE出来ると思うよ!」
ひ「ありがとうございます!(これはもらった!)」
役員「ちなみにー、SEじゃなかったら何がしたい?」
ひ「ん?(なんだこの質問、、)
そーですねー、強いて言えば、、
営業かなー、、、」
役員「だよねー!!
ひろすけ君は絶対に営業だと思うよー!!」
ひ「は、はぁ、、、(嫌な予感がする、、、)」
予感は的中、数日後に営業配属の辞令が出ました。
この頃から、徐々に会社というものに違和感を抱き始めました。
東京のタワマンで飲み会、MLMって知ってる?
半年間の研修の裏側では、素敵な東京の出会いが上京したばかりの僕を待ち構えていました。
入社式から3日後、突然1つ上の先輩YさんからLINEが届きました。
「久しぶりー、東京来たんだね!今度知り合いの家で飲み会やるから、よかったらひろすけ君もおいでよ!」
Yさんは、大学時代にサークル繋がりで何度か一緒に遊んだ女性の先輩で、明るくてノリが良く、何より可愛い(笑)
そんなYさんからのお誘いを断るわけもなく、僕の社会人初の華金は謎の飲み会への参加に決まりました。
会社終わり、Yさんに伝えられた住所に行くと、地元では見たことも無い、見上げる首が痛くなるようなタワーマンションがそこにありました。
胸を躍らせながら、部屋に入ると、そこにはイケイケのお兄さん達とキラキラのお姉さん達が集うまさにリア充空間!
完全に圧倒されつつも、お酒の力を借りて話に参加していると、YさんがCさんという男性を紹介してくれました。
Cさんは理学療法士をしている30歳(めちゃめちゃ若く見える)、
Yさんが上京したての頃からお世話になっている方でした。
「オレは○○な人生を送りたいんだよね!」
「ひろすけ君は将来どんな事したいの?」
熱いトーンで語りかけてくるCさんは、田舎の狭い世界しか知らなかった僕の目にめちゃめちゃ輝いて見えました。
タワマン飲み会の後も、YさんやCさんに誘われてボルダリングや飲み会に何度か参加していました。
そして2ヶ月ほど経った頃、
「知り合いの経営者がコテージでBBQパーティをするから一緒に行こうか」
と、いつものようにCさんからお誘いが来ました。
Cさんにほぼ心酔していた当時の僕は、即答でOK。
何度参加しても慣れないリア充空間に圧倒されていると、Cさんからこんな言葉を掛けられました。
「実はオレ、副業のMLMでも稼いでるんだけど、よかったら今度ひろすけ君も話聞いてみない??」
この一言が、この先の僕の人生を大きく変えることになるなんて、当時の僕は全く気付きませんでした。
続きます。
さらなるスキルアップへの投資、もしくはスタバのおしゃれフリーランスへの変身に活用させて頂きます。