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その山の前に立つと、”時が止まる”
日本最南端の駅を降りると、
見渡す限りの田畑が広がり、
視界の端にわずかに見える海を背景に
屹立していたのは薩摩富士――
訪れた旅のスポットと、そこで買ったお土産『ご当地マグネット』を紹介する「旅の土産はマグネット」シリーズ。
今回ご紹介するのは鹿児島県の開聞岳と、「石マグネット」です!
日本最南端の駅
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枕崎駅から指宿枕崎線の気動車に乗り、薩摩半島を東に進むこと約1時間。
西大山駅に降り立ちました。
ここは看板にある通り、日本最南端の駅として知られています。
![](https://assets.st-note.com/img/1698931985145-4TRj0Nczxp.jpg?width=800)
構内の至るところにそのことを示す看板が、あちらこちらに見られます。
![](https://assets.st-note.com/img/1698924846086-6f71e9QWvN.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1698924802972-w9m2Ev5euH.jpg?width=800)
次の列車が来るまで約1時間。
日本最南端の駅に立つという目的を達成した私は、列車が来るまで周囲を散策することに。
それにしても美しいと感じたのは、薩摩半島の南端に位置する開聞岳。
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当日はほとんど雲一つない天気で、薩摩富士とも呼ばれる開聞岳のてっぺんが、青天をまっすぐ衝く姿をほれぼれと眺めていました。
踏切を渡って山に近づきます。
電線も高い木々もなくなっていき、私は真正面から開聞岳と向き合いました。
![](https://assets.st-note.com/img/1698930797401-XqxFNPr4Vg.jpg?width=800)
その瞬間、
「あ、時が止まった」
と感じました。
風がやみ、視界の奥に覗く海も凪いでいて、トラックや、草木や、人など、
周囲に動いているものは何ひとつありません。
時間の経過というのは、周囲の物が動いてこそ判断できることなのです。
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聞こえるのは自分の息づかい。
時が止まった世界で動いているのは、
自分だけ。
なんて馬鹿な妄想をしたのはものの数分。
たっぷりと開聞岳の姿を目に焼き付けた後、何事もなかった風に西大山駅に戻りました。
しかしこの時の馬鹿げた妄想が、とある小説作品の執筆に大きな影響を及ぼすことになるとは、当時は夢にも思いませんでした
ご当地マグネット「ペイント石マグネット」
さて、最後に恒例のご当地マグネット紹介と参りましょう!
今回ご紹介するのは西大山駅前の売店で買ったこちら!
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天然石にペイントが施されたマグネットです!
地元産の石かどうかは不明です笑
ただ天然石にハンドメイドで唯一無二の絵を描くという点が、ここで体感した自然とマッチしている気がして、迷わず購入しました。
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同じ売店で焼きいもをパクリ!
薩摩半島は芋がおいしい。
特に芋焼酎はクセがありながらも飲みやすく、芋焼酎を始めたいという方にはおすすめです!
![](https://assets.st-note.com/img/1698933022156-v19W46W2VV.jpg?width=800)
今回はここまでです!
次回の更新をお楽しみに!!
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ご当地マグネットとは何ぞや?という方に👇
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