ソーシャルワーカーよ。制度の門番になるな!
こんにちは!
バーチャルソーシャルワーカーの陽色しなです。
皆さんはソーシャルワーカーと聞くと、どんな人を想像するでしょうか?
ソーシャルワーカーがそもそもわからんって人はこの動画を観てね~。
多くの人が想像するソーシャルワーカー
多くの人が想像するソーシャルワーカーというのは、おそらく福祉施設や相談機関などに所属しているスタッフなのだと思います。
もちろんこれもソーシャルワーカーのひとつの姿なのですが、あまりにも機関や制度に固執してしまうのは危険性も大きいと思うのです。
課題を解決できないソーシャルワーカー
組織や機関に所属していると、その組織・機関として出来ること出来ないことが発生してきます。
当然といえば、当然で、だからこそ連携も必要になってくるとも言えます。
しかし、ここにさらに制度の制約が加わるとどうでしょうか。
所属する組織・機関の限界もあり、さらに現行の制度では解決が難しいとなると…。
それはもう解決不可能なのですよね。
意味のないケース会議
福祉職をしていると何度か経験することになる意味のないケース会議。
関係者が集まって話し合っても、解決不可能なので、結局「様子を見ていきましょう」ってなったりします。
「様子観察」と言えば体裁良く聞こえますが、実際は問題の先送りですよね。
ソーシャルアクションはいずこへ
ソーシャルワーカーの役割として、新たな社会資源を開発するソーシャルアクションもあります。
しかし、実際にはソーシャルアクションを起こしている、もしくは意識しているソーシャルワーカーがどれほどいるだろうか…?
組織の中で、やるべきことだけをやっているのは、ソーシャルワーカーというよりは社会福祉士的なのだろうなと思っています。
ソーシャルアクションは小さくて良い
ソーシャルアクションと聞くと社会を変えるような大きなことを想像する人が多いのかなと感じています。
でも小さくからで良いのだと思います。
組織に所属しているから出来ないって人もいるかもしれませんが、組織に所属しているからこそ出来るソーシャルアクションもたくさんあります。
例えばですが(というか実話ですが)
相談機関というのは、対面もしくは電話でしか相談出来ないというところが多くあります。
それを組織内の人たちに働きかけ、チャットでの相談を導入する。
それも立派なソーシャルアクションだと僕は思います。
というかすごいよね!!✨️
制度の門番になるな!
ソーシャルワーカーはフォーマル・インフォーマル問わず、その人の生活のために、課題解決のために活用できるものは活用する。
ないなら作る!
そういうもんだと思っています。
しかし実際には…
制度内での解決しか考えないソーシャルワーカーが多いのではないか…と感じています。
そうなると利用者さん側も制度内でしか物事を考えることしか出来なくなってしまいます。
つまりソーシャルワーカーが制度の門番になっていると僕は感じます。
だから
ソーシャルワーカーよ。
制度の門番になるな!