見出し画像

organic麦味噌味噌作り〜

 少し遅くなりましたが、organicの原材料にて、
麦味噌作りをしました^_^

材料はコレ。

島根県やさか共同農場さんで作られた
有機の煮大豆・有機麦麹・天然塩

 有機の印が、こちら。

有機JASマーク

 麦麹は、米麹と違って少し色が付いています。
また、麹の風味も少し違います。
今回は、少し中辛に近い配合量なので、九州や、四国でお馴染みの白っぽい麦味噌よりは、濃い感じの力強い麦味噌になります。

 

有機麦麹

 いつも作る前に麹の味見をします。
米麹ほど、甘味は感じませんが、力強い風味。
やさか共同農場さんによると今年は麦麹がとても元気が良く、脱気をしても空気が
充満して袋がぱんって膨れることが多かったそう。
元気印の麦麹ちゃんが愛おしいですね^_^

 麦麹には、天然塩を混ぜ、塩切り麹にします。

麦麹に天然塩を混ぜた様子。
分かりづらいかな

 煮大豆は、一旦袋ごと温めて、袋の上からもみもみ。粒を潰していきます。
 昔は、煮大豆がなかったので、毎回、仕込みの前日に長時間かけて大豆を煮てたものです。
大鍋で5〜6時間。
圧力鍋でも、数回に分けて煮るので、1時間ほどは
大豆を煮るために手が要ります。
煮大豆が発売されてからは、味噌作りが
一気に身近なものになりましたね。

ただ、大豆をコトコト煮る作業は、決して嫌な時間ではなく、むしろ、甘〜い大豆の香りが部屋中に広がる癒しの時間になってました。

でも、現代はお手軽であればあるほど、
みんながチャレンジ出来るので、煮大豆さんには、感謝です!

 

潰した後の大豆です

日本で現在流通している大豆の96%は輸入もの。
そして、その8割は遺伝子組み換え大豆だと言われています。

今回は、国産というだけで希少なのに、さらに
有機栽培(オーガニック)ですから、おそらく
全流通量の0.1%ほどしかない、超レアな
大豆です。
とっても甘いんですよ!

弥栄共同農場さんによれば、今年は発酵ブームなので、味噌材料は引っ張りだこだったそう。
きっと嬉しい悲鳴だったでしょうね。

塩切り麹と潰した大豆を混ぜ合わせ、団子にして容器に仕込みます。
団子の写真撮り忘れ(笑)


仕込んだ麦味噌

 さあ、ようやく仕上がりました。
これで、約5キロほど。
 このお味噌は、スタッフさんに味噌汁として、振る舞ったり、
味噌玉講習会で使ったりと活躍してくれる予定です。

 表面に塩を振って出来上がり。

完成〜♪

  あとは、表面にラップをして、重石をして保存します。

 食べられるようになるのは秋以降。

「お味噌作りはひとりでせずに、家族や、お友達と作ってくださいね〜」
と伝えています。

 それは、味噌作りを通じて、人と人が繋がることが出来るから。
 味噌作りは、そんなツールでもあるんだなぁと
和の食文化を伝える私は感慨深く思います。

 でも今日は、ひとりで仕込みました。
それはそれで、ただただ、自分と向き合い、無になる貴重なひとときでしたよ。

 さて、秋以降のお味噌の解禁が楽しみです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?