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カミナシに入社しました

はじめまして、富澤と申します。

10/1よりSaaSスタートアップのカミナシという会社に2人目のセールスとして入社しました。

カミナシは社員数が10名ちょっとのまさにこれからの会社です。まだほとんど土台のない環境で、様々な成功失敗を繰り返していくことになると思うので、そうした経験を自分なりの視点で記録していきます。

ということで最初の投稿は、カミナシという会社についてと、カミナシに入社した経緯について書きます!

自己紹介

その前に、簡単に自己紹介させていただきます。

現在32歳で、札幌出身、妻が一人と0歳の子供が一人います。高校は札幌南高校、大学は青山学院大学、カレーライスとはしご酒が大好きです。特に中央線沿線の街は好きな街が多く、阿佐ヶ谷、西荻窪など響きだけで何杯かいけます。

最初のキャリアは、大手繊維会社「帝人」という会社で、医薬品営業(MR)をしてました。ここでは、当時の東京支店で一番大きな予算を任せてもらい、泥臭い営業活動も厭わないメンタリティを学びました。毎年この時期になると忘年会のための余興の準備で忙しかったなーと思い出します。

そして、2社目の前職では「SMS」という医療介護の情報インフラの会社で、丸5年働きました。成長企業ですごいキャリアを持っている人が次から次へと入ってくるような環境で、優秀な方々の仕事の仕方をぱくりにぱくって、再現性のある事業推進を学びました。KPIドリブンの営業管理、1on1を通じたマネジメント、そしてTHE MODEL型の営業組織への改革、マーケ・IS・FSのマネジャーと、責任ある役割を任せていただき、本当に感謝しかありません。

そんな人間ですが、次の挑戦の舞台としてカミナシを選び、またイチプレイヤーから再発進していくことに決めた経緯などを、ここでは全開にしていきたいと思います!

カミナシとは?

カミナシは、ノンデスクワーカー向けの現場管理アプリ「カミナシ」というSaaSを提供しているスタートアップです。

ノンデスクワーカーとは、いわゆるブルーカラーと言われているPCがない現場で仕事をする人たちのことで、その反対がホワイトカラーと言われるオフィスワーカーの人たちです。オフィスワーカーはオンライン商談だったり、顧客管理だったり、労務手続きだったり、評価制度だったり、元々は人がやっていた業務が技術によってどんどん楽になってます。僕もセールスの一人として、もはやそうしたツールなしに設計することは考えられません。

一方でノンデスクワーカーはまだまだ紙や口頭でのやりとりなど非効率な部分が多い。カミナシはその非効率をなくしていくために生まれたサービスです。社名の通り、その非効率の代表が「紙」です。現場では紙に記録して、エラーがないか目視でチェックして、報告のためにエクセルに転記して・・といった作業が行われており、そこがまず僕らが相手にしている課題です。

日本人の半分がノンデスクワーカーなのに、その人たちのためのサービスはまだまだ少ない。そして、非効率な作業に大切な時間が奪われており、それ自体がともすれば「仕事=つまらない」にもなってしまう大きな問題です。

いきなり個人的な話ですが、僕の働くモチベーションは「世の中の人が今より少しでも楽しく働くことに貢献する」ことです。まずは一緒に働く会社の人からですが、その先にお客さんや社会に対しても少しずつ影響の輪を広げていきたい。そう思って働いている人間です。

カミナシはその思いを形にすることができる会社です。現場仕事を「作業者」と「管理者」に分けて考えると、作業者は記録作業に、管理者は確認作業に毎日多くの時間を費やしてます。本来、独自のスキルを持っていたり、新しくやりたいことがあるにも関わらず、こうした日々のルーチン作業によって後回しにされてしまっています。

本来働くが楽しい状態というのは新しいことへの挑戦やカイゼン作業にあると思います。自分達が課題だと思うことを、自分たちが調べたり考えた方法で解決に挑む。そうしたことに時間を使い、このプロセスがきちんと回るようになれば、より多くの人が主体的に、能動的に、そして楽しく働くことができると信じています。

カミナシをどうやって知ったか

僕自身は、前職ではSMSという会社で求人広告事業のマネージャーやスクール事業の立ち上げなど、介護×HRの領域で働いていた人間です。SaaSを経験したこともなければ、スタートアップでもない。そんな人間がカミナシを知ったのはtwitterでした。カミナシPMMの河内さんのつぶやきです。

その数日後にカミナシ代表諸岡さんのnoteを見て運命が変わりました。

この時はなぜそんなに刺さったのか自分でもわかってませんでしたが、興奮して夜寝れなくなったのを覚えてます。失敗談ばかりの内容なんですが、僕にとってはとてもかっこよく見えました。是非多くの方に読んでいただきたいです。

その後に転職活動をはじめるわけですが、他社を調べたり、紹介会社の話を聞いていてもなんとなくしっくりこない。それは選考過程でも変わらず、途中ではたと気付きました。頭の中でぼんやりとカミナシみたいな会社ないかなーと探していたからだと。であれば、考えていた以上にアーリーステージな会社だけど選考を受けてみようと思い立って、たまたま見たのがALL STAR SAAS FUNDの楠田さんの記事です。VCによるキャリア支援の存在を、ここで初めて知りました。

普通の紹介会社と違って、VCとしての投資先として客観的かつ内部者に近い形でいろいろ教えてくれる&壁打ちしてくれるので、僕のようなスタートアップはじめまして人間でも、納得感を持ちながら進めることができました。(楠田さん、本当にありがとうございますm(_ _)m)

カミナシとの出会いは半ばファンのような立場で温度感が高い状態でしたが、転職活動は他のスタートアップと比較したり、なぜカミナシが良いのか?を冷静になって考えることができ、時代に感謝です。(多分、以前よりスタートアップ転職がバクチではなくなってきていると思います)

選考中にはALL STAR SAAS FUND代表の前田ヒロさんとも1on1の機会をいただき、なぜカミナシに投資しているのか?という背景まで教えてくれました。VC転職は、紹介会社と違う立場で転職時にいろいろ教えてもらえるだけではなく、転職してからもお付き合いさせていただく関係なので、とてもおすすめです。

カミナシに決めた理由

ということで、右脳で直感的に捉えていたカミナシの魅力を、ちゃんと左脳を使って整理した内容がこちらです。

1. 大きな市場、大きなビジョン
前述の通り、カミナシはまだテクノロジーが行き届いていないノンデスクワーカー向けにサービスをつくっていく会社です。ノンデスクワーカーは日本人の労働人口の約半分、3100万人が対象です。取っ掛かりは紙ですが、ノンデスクワーカーの才能を解き放つために様々な課題を解決していく、というビジョンの大きさに、この先絶対に挑戦が枯れることは無いなと確信しました。

2. 弱さも見せる誠実なカルチャー
スタートアップのキャリアを望む時点で勝馬にのりたいと考える人は少ないと思いますが、うまくいくかどうかはやはり気になるものです。実績もお金もない中で財産になるのはヒト。そしてヒトがつくるカルチャー。
その点、カミナシは面接過程で全員と話す機会をいただきました。このフェーズだからなせる技ですが、その場を通してここならやっていけるなと思いました。そして、諸岡さんのnoteに表れているように、失敗やかっこ悪いところもオープンにし、良いプロダクトを作ることを最優先にしていることを肌で感じました。それを入社前に理解できたのは、とてもよかったです。

3. 本気になるしかない環境
大きなビジョンに、自分に合いそうなカルチャー。そして、課題が山積みなアーリーステージ。自分の行動が会社の成果を決めると言っても過言ではない環境に、最後に諸岡さんに言われた一言。

「人生のレコードを更新したいならウチしかない」

30代のおっさん同士でこんな青臭いことをZOOM越しで言ってうなずき合ってるなんて、なんて最高なんだろう。ここで本気をだせなければ環境のせいではなく自分のせいでしかないという、その覚悟を持つことができました。

第一子が生まれたばかりで、スタートアップに挑戦することを応援してくれた妻にはホントに感謝してます。この場を借りて、、いえ、このあと直接伝えることにします。(※伝えました)(※うるさいとのことです)

カミナシの失敗、発信していきます

入社してから2週間が経ち、ISをメインでやってますが、問い合わせがばんばんきます。FS1名の体制に対して月間200件を超えるペースで、一時期はマーケティングを意図的に抑制していたほどです。そんなわけでIS業務だけではなく、商談も週10件ほどやってます。前職でマーケからIS、FSのマネジャーをやっていた感覚で言うと、こんなに贅沢な環境は他にないです。とにかく市場からの期待値の大きさを感じる日々で、サイコーに楽しいです。

その一方で、今のカミナシで解決できることとそうでないことの濃淡入り交じる問い合わせが多く、正直もっとこうすれば良かった!という失敗も積みまくりです。お客さんの期待に答えるためにはやらなくてはならないことが山積みです。

そうした苦労話や、カミナシらしく失敗談なども全開にしていきたいと思いますので、仕事に疲れたら是非立ち寄ってみてください。

最後ですが、カミナシでは一緒にノンデスクワーカーの市場を開拓していくメンバーを募集しています!少しでも気になった方は是非ご連絡ください!

以上です!今後ともどうぞよろしくお願いします!

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