神石高原町から広島大学病院へ眼科のリモート検診を実施しました
(株)MITAS Medicalは、眼科の専門医がいない病院でも眼科検診が受けられる仕組みをD-EGGS PROJECTで実証しました。
今年度は、実装支援事業とサキガケにも採択されている同社ですが、今月は神石高原町の神石へき地診療所で眼科検診の実証実装が行われました。
細隙灯顕微鏡のコア機能をスマートフォン接続型のモバイルサイズに凝縮した医療機器「MS1」を使って、鈴木院長が眼画像を撮影。
広島大学病院に送信して1週間ほどで検診結果が分かります。
MS1は眼科診療経験の無い医師でも簡単に眼画像を撮影することができるため、眼科医まで距離がある場所でも検診が可能になります。
この日検診を受けた70代の男性は「普段は1時間ほどかけて三原市の眼科を受診する。人生100年時代、まだまだ先は長いけど運転は心配。近くで受診できるに越したことはない」と、期待を高めています。
今後は、簡単に操作できるMS1の特性を生かし、地域の看護師を派遣して検診を行うモデルの実証なども行っていきます。
医療が届かないところに医療を届けるための実証が今後も続いていきます。
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