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お金がなくて病気の時はどうするか

お金がない時にはどうする。病気の時はどうする。ここ最近そういった文章を書きました。これらは20代の若い人に向けて書いた文章です。わたし自身が20代にお金がなくて苦労したこと。30代になると体力が落ちていき、やがて40代では毎週のように病院やクリニックに通っていたこと。そういった経験と反省から書いたものです。

若い人にはわたしが味わったことを経験してほしくない。そういった思いから書いたものです。

お金がない時にはどうするか。パートナーを探すこと。結婚や事実婚どちらでもよい。とにかく生活の負担を減らすために誰かと暮らすことです。あるいは親の家にいること。パートナーがいなければ、あるいは結婚をしたくなければ親と一緒に暮らす。それで生活費を減らす。これらの選択肢のうちどちらかをとる。そしてお金を無理に貯めようとしない。期待を下げてなんとか暮らしていけるだけの貯金を目指す。

この純金融資産の保有目標を3千万以上5千万以下にしてみよう。5千万の資産を得ようなどと考えない。考えているだけで無理なことがわかり途方にくれてしまいます。

お金に関してでした。では病気のときにどうするか。そのときには会社を辞めないことです。会社というのは社会保障が充実している。そのために病気でありながらも働く限り健康保険制度に加入できます。会社がその負担を半分してくれます。会社は社員が病気であっても面倒見てくれる。

ただし無理が重なる仕事はしない。病気の時にスタートアップの仕事などはとんでもないことです。してはいけない。考えることもいけない。面白がってやるものではない。どんなに健康な人でもスタートアップの仕事は40歳までです。

日系のなるべく大手で働くこと。大手は外資系よりはのんびりとして仕事で結果を求められません。問題さえ起こさなければすっと雇ってもらえる。これほどいいところはありません。カウンセリング制度もあります。

ではお金がなくて病気であるとき。そんなときはどうしたらいいでしょうか。どちらもとてもつらいものです。でもわたしならこうします。

まずお金と病気どちらを最初に解決したらいいでしょうか。その答えは病気を治すことです。病気というのはいつまでも続くとてもつらいもの。生活に直接影響を与えるものです。重い病気であったら耐えることがなかなか難しい。

わたしのようにつらい鼻炎が23歳からはじまった。鼻炎の薬が合わなかった。そして抑うつ症状が続いて安定剤を長く使用した。その薬との付き合い方がわからなかった。さらに夜中に何度も起きる。睡眠障害になって睡眠薬を飲むようになった。さらには便秘が続いた。足がむくれた。ケガも重なるとさんざんな思いをしながらサラリーマン生活をしたものです。

そうあってはならない。

そこでまず病気をなんとか治すようにすること。それがいつまでも治らないようであったら小康状態が続くようにする。人は風邪というものをほとんど年中ひいているもので完全な状態というのはない。万全という状態はほとんどない。なんとか仕事をできるようにする。それが第一です。

そしてお金はなんとか生活できるだけのものを確保する。先ほど書いた方法が当てはまらない人もいるでしょう。毎日、暮らしていけるだけでたいへんなひともいます。ではそういったひとがどうしたらいいでしょうか。

いつものように三点です。ひとつはだれかに頼る。次にもよりの市役所に相談しにいく。最後に犯罪だけは侵してはいけない。

生まれてきた限りは親はいることでしょう。両親に相談してみることです。一緒に住めるのならそれに越したことはない。しかしいっしょに住めないという事情のひともいるでしょう。そうなったら兄弟に相談する。兄弟がいればそれは相談できる相手がいるということです。

わたしは愛知県生まれで高校は豊田市にあった。兄の家から3年間通わしてもらった。それでお金がかからなかった。大変ありがたいことでした。兄に頼った。また兄の奥さんにも頼った。そういったことでお金をかけることもなくバレーボールに打ち込むことができました。

では兄弟がいない場合はどうするか。それは友達に頼るということになりましょう。とにかく誰か人に頼るという手段をとる。

もし頼りになる友達がいない場合はどうするか。もよりの市役所に相談しにいきましょう。予約をとってカウンセリングを受ける。とにかく仕事を探すなり、仕事を続けるなりしてなんとかつないでいくようにしましょう。カウンセリングを受けるということは悪いことではありません。いまの日本の事情を考えたらカウンセリングを受けて助かったというひともたくさんいるはずです。

そこでどうしても解決策がない場合。そうなると生活保護という手段をとることになるでしょう。施設を紹介してもらえるかもしれません。でも施設に入らざるを得なければ入った方がいいです。いずれ施設を離れて独り立ちをするまではいてもいい。そのために税金を使ってくれる。これは助けてくれる制度があるわけですから使った方がいいです。

そういった事情を続けてなんとか社会で生きていけるようになった。仕事もある。病気からも回復してなんとか働ける。そうなったとしましょう。そこで注意しなければいけないのは犯罪を犯さないこと。悪いことはしてはいけません。特に都内は犯罪でないように見えて実は犯罪であるようなものがたくさんある。知らないうちに犯罪に染まっていってしまう。そんな罠がたくさんあります。

新宿や渋谷にはとくに裏社会がはびこっているといいます。そういったところに出入りして悪事に染まらないように。刑事事件で捕まって裁判をうける。そこで有罪になったら牢屋です。そういった経験はとてもつらいものであり人生を変えてしまうそうです。前科者になってはいけない。そこは注意が必要です。

どんなにつらくても犯罪行為はしてはいけない。なぜかというと一度犯罪を侵してしまうと再犯が止まらなくなるといいます。

現在置かれている状況を冷静に見つめなおす。この病気はなんとかならないものか。なんとかなって小康状態までとりもどす。そうなったらしめたものです。そこで仕事を探して働き続ける。少しづつ貯金もたまっていくことでしょう。

20代はそれでもなんとかなるものです。30代になっても遅いということはない。しかし40代はなかなか病気も治すことができない。また病気を抱えながら仕事をするのはつらいものです。

そうしてはじめてお金をためていく。わたしはどうやらその逆のパターンになってしまったようです。そうなるとつらい。

確実に言えることは2024年もなんとか生きていける。それだけです。そのためには病気と戦い、そして仕事を続ける。そんなことをして60歳を迎えるというのはつらいものです。しかし大半の日本人というのはそのような暮らしをしている。

少しづつよくなります。