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『日本転生』は分かりやすかった📚

日本転生

苫米地英人博士の日本転生を読みました。

ところで、苫米地さんの名前をあるサークルで出してみたのですが、知らない方が結構多いみたいなので、本に記載されているプロフィールを転記してみます。

苫米地英人 とまべち・ひでと
1959年、東京都生まれ。認知科学者、計算機科学者、カーネギーメロン大学博士(Ph.d.)、同CyLabフェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長。マサチューセッツ大学コミュニケーション学部を経て上智大学外国語学部卒業後、三菱地所財務担当在籍のまま、イェール大学大学院計算機科学科ならびに人工知能研究所にフルブライト留学。その後、コンピューター科学の世界最高峰として知られるカーネギーメロン大学大学院に転入。哲学科計算言語学研究所ならびに計算機科学部に所属。計算言語学で博士を取得。徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、通商産業省情報処理振興審議会専門委員などを歴任。

『日本転生』袖の著者紹介より転載

僕は科学や学問には疎いし政治も素人。ごくごく普通の一般庶民です。
だから、苫米地さんがどれだけ凄い方かというのは正直理解できていないでしょう。

ですが、肩書とかネットでサラッと触れる感じの感想では、科学に精通し仏教や気功法なども体得されている、明らかに一般人とは違うレベルの頭のいい人であり、賢者。というイメージです。

あくまでもイメージです😆

日本という島国の中で生活している一般人から見えにくいような事が、
世界の中の日本として海外で一流として認められている立場の苫米地さん視点で語られると説得力があります。

この本に紹介されている苫米地さんの50の提言は、確かにぶっ飛んでいる事と思うかもしれない。

いやそうだろうか?

ぶっ飛んでいると思うのは、現代社会における
『常識と言われる目に見えないしきたり』
というものを基準に考えた場合。そうだろうなと思う。

しかし、フラットに考えたらどうだろう?

当たり前のことが当たり前じゃなくなっている世の中に、いつの前にか飼いならされている状態ではないか。

その当たり前のことができない世の中を『常識的な社会』と思わされていることがすでに違っているのではないか?

そんな視点に少し触れてみるというか現代のいわゆる『非常識』かもしれない視点に目を向けてみると、これが当たり前だと思っていたことがそうじゃないかもしれないというきっかけになる。かもしれない、と思いました。

この本は決してエンタメ本ではなくて、苫米地さんが真面目に、そして、僕のようなものでも理解しやすく、分かりやすく書いて下さっている本なので、誰でも理解できる内容だと思います。

そして、ここに書いている内容は、本当に実現できるかどうか分からないけれど、実現できれば社会はよくなると思えることが書いてあります。

もちろん簡単なことではないし、一人でできる事でもないので、読んだからそれで何かが変わるわけじゃありません。

ですが、『これが当たり前』だと思っている思考を、視点を、一回俯瞰的に見てみる事で、視野が拡がるかもしれません。

そして、生活の中でできる事って何だろうと思えるかもしれません。

何より、未来を良くしたいと思えるかもしれません。

そんな希望を持つためにも読んでみてもらいたい一冊です📚✨

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