証券マンの営業ノウハウ★『会話のキャッチボール』の大切さ

商談していて、お客様にどんなものに今まで投資をしてきたか聞くことは誰にでもあるとおもいます。

その時お客様が
「投資はしたことがない。株は自社株の持株会社くらいはあるけど」
と言ったとします。

その時多くの人は、
「ああ、そうですか」
と言うだけだと思います。

証券会社に勤めていると、上場企業なんて珍しくないですから、尚更そう思うとおもいます。

しかしお客様が期待しているのは

「持株会があるということは上場企業にお勤めなんですね、素晴らしいですね」

という言葉です。

もし期待していなくても、そう言われれば嬉しいものです。

実は上場企業は日本の中でほんのひと握りです。

私たちから見れば何も思わなくても、

それを誇りにしている人は多いのです。

わざわざ持株会の事を言ってきたら、それはお客様がそこに触れて欲しいとボールを投げてきているのです。

しかしそれに気づかず話題を変えてしまうと、こっちが向こうのボールをキャッチしなかったわけですから、顧客もキャッチしてくれなくなることもあります。

こういうミスをなくしていくことがとても大事です。


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