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ベトナムの思い出は「食べ物が日本人に合うーーー!」

みなさんこんにちは。 それでは例によって行ってみましょう!

神妙な顔をしたボスより招集が・・・・

「ちょっと困った。。。ベトナムの工場で作った製品が狙った通りの性能が出てない しかも まったく原因不明。 このままではまずい」

ボス:「ね。 わかるよね・・・・」「べとなむ」

ヒロシ:「( ̄∇ ̄;) ハッハッハもちろんわかってますよーーー(棒)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

では行ってみよう!

はいはい今回の任務は製品の調査です。事前に先方から送られてきたデータを見ても特におかしい処は無いんですよね・・・ん~まったくわからん

製品の詳細はここでは書けませんがおそらく組み立て工程の何かがミスってるんだろうなと見当つけてそれらを調査できる機材を準備しあとはとにかく行ってみよう なるようになるさっ

ということで到着しましたノイバイ空港 今回のベトナムにある提携している会社はベトナムではメジャーな南部のホーチミンではなく北部の首都ハノイにあります。

この時ベトナムは初めてでした。そして珍しくこのときは別の部署の方と一緒に行くこととなり2人で向かいました。

空港到着後はいつもどおり先方の日本人の方が手配してくれましたホテルにタクシーで向かいます。なんとも不思議な街並みですね 古くはフランス領であったことからもなんとなくヨーロッパの雰囲気がところどころ残ってる気がします。ホテル到着後は一緒に来たもう一人の方と明日以降の作戦会議を行い その後夜ご飯へと行きました。

*このとき何を食べたかは忘れてしまいましたがアジアではおなじみ夜市に行きました。アジア圏ではどの国にもありますよね

そして気づいたことがもう一つ 人とチャリンコとバイクの数がハンパねえ うじゃうじゃいる しかーも そんなカオスな状態なのに信号機が一個もねえ 「えっ!? これ事故んないの?」って思っちゃいますがなんとなく一定の速度で流れてるんですよ不思議なことに

そんなこんなで初日の夜は終わり 翌朝先方の会社へ向かいます。

到着後早々に現地で管理されている日本人のかたにご挨拶し 状況を伺います。 

どうも大量生産するまえにちょっとだけ試しに作ってみたら1個だけまったく原因不明な不良品が出ました。我々では原因がわからなかったとのこと。原因不明のこのままの状態で大量生産してしまったら どうなるのか と

お気持ちお察しします こんなとき現場の責任者としてはとても不安になりますよね。 では私たちにお任せください! とは言ったものの当の私たちも不安なんですー 実は・・・・でもそう言ってあげないとね

じゃあ早速問題の商品チェックしますね・・・ん? あれ?

チェック開始後15分くらいでしょうか あれこれいじってるととても違和感があり・・・これは・・・おそらく内部部品が正しく組まれてない気がする。 という経験と勘で(まあ多少の根拠あるデータもあったので)勝負してみました。

「みなさんを集めてください みなさんの目の前で分解したいと思います」

いやー勝負ですね これで違ってたら・・・「ウフ 違いましたねテヘペロ」って言おう ってそこまでは考えてました。

そして勝負の時・・・分解してみると・・・・あっ!! やっぱり!

やったぜ!!(と言っては不謹慎だが)ある部品の組み立て方が間違ってましたね。 いやー この瞬間で仕事の8割くらい終わったようなもんです。おそらくこれまでの任務の中で最短記録でしょう

さてさて みなさんを集めてどこが間違っていたのかを部品を分解しながら説明していきます。ベトナム人の皆さんとても真剣です。

でも唯一失敗したかなと若干後悔したことがありました。それはその部品の組み立て工程を担当した人もその場に呼んで ベトナム人のボス、日本人のボスの目の前で間違っていた部分を説明したことです。(全員まとめて説明したほうが効率的だと思ったので)

そのベトナム人は「ちゃんと指示通り組み立てたはず」と言ってました。

そして作業工程改善のためにボスたちの目の前で彼に「なぜミスをしたのか?」を聞き出すことをやりましたがこの行為が彼に「自分を責めている」と思わせてしまったのではないか そう思いました。 このとき事前に「作業工程改善のためにミスの経緯を教えてほしい」と説明するべきだったと後悔しました。

当時の僕は内心「そうはいってもミスってんだよ」って思ってましたが後々考えてみればボスたちの目の前でミスを指摘してしまったことが彼にとってはいろいろ傷つけることにつながったのではないか、ボスたちとは別の時間と場所で指摘してあげればよかったのではないか そう思いました。

なので彼は「指示通りにやった」とそう言うしかなかったのではないかと 僕もまだまだ若輩者ですそこまでの気配りが足りませんでした。

そんなこんなで今回の任務はある意味秒殺でした。帰国予定も数日繰り上げて帰るように手配しました。

そしてその夜は先方の日本人の管理者の方たちと夜ご飯へと向かいます。

なんと日本で食べたらクソ高いかもと思われる「カニ三昧料理」です。そうなんですよベトナムはその国土のほとんどが海に面しているので日本のように海産物が豊富でカニなんかうじゃうじゃとれるようです

では早速いただきますー 「う うめぇ」無限に食える

そして一緒に出てきた春巻きやフォーなどなど クソうめえ、これまでいろいろな国へ訪問してきましたがここまで口に合う食べ物はほかにはありませんでした 後で考えてみるとベトナム料理の特徴は

シーフード多い、そんなに辛くない、材料として米が多用される

たぶんそんな感じなんです だから日本人の僕の口にジャストミートするのかと思いました いや 僕だけじゃないはず 日本人ならベトナム料理は誰もがうまいと思うはず いやー この記憶だけは鮮明に覚えてますね 逆にほかのことがあまり思い出せないwww

いかがだったでしょうか 今回は秒殺で任務完了となり 思い出はカニ、そして今だからこそちょっと失敗したかなと思ったエピソードでした。

今回の教訓:失敗は人のせいにあらず、仕組みの問題である。常にこれを念頭に

ではまた


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