インドは予想を超える(前編)
さあみなさんこんにちは 今回はちょっと珍しくはじめてインドへ出張に行った時の話になります。 ではいつものショートコント(?)から
ボス:あーあー あー ヒロシくーん
私:はーいー
ボス:実はさあ今度の商品はインド向けでさあ インドの環境を調査したいんだよね でも主要な都市部 デリーとかムンバイ、チャンナイなどは多少データはあるんで ヒロシ君にはちょっとだけ地方のほうへ行ってほしいなーーなんて
私:もういいですよ 何言われても驚かないです。
ボス:あ よかった じゃあ頼むね えっと「シムラー」
私:はっ!?「志村」?
ボス:うん まあ 合ってる じゃよろしく
*いつもどおり会話は脚色しております すいません
ではいってみよう!
さてさてこの時は実はインドは初めてでした。デリーの空港に到着すると現地提携会社の日本人駐在員の方がお迎えに来てくれました。 あーありがたい なんといってもインドは初めてなのでさすがに不安でしたから。
この日は到着が遅かったのでホテルに直行 そして明日会社で会う約束をしました。会社へはホテルからタクシーを呼んで それに乗っていくらしい。そしてその駐在員の方から「朝タクシー呼ぶときにひと悶着あるかもしれないから もしそうなったら電話して」と なにやら不安な言葉を残しお帰りになられました。
この日はやることもないので晩御飯を食べてもう寝ようと思うのですがホテルの周辺が何もなく真っ暗闇なんです。 ゲゲッ なんもない! っつーか幹線道路の真ん中にウロウロしている野良牛しかいない。
このインドの会社のゲストはたいてい個々のホテルを紹介され そしてご飯はホテル内で済ませるんだそうです。ん~食事くらいはちょっと現地のものに挑戦してみたかったなと思いながらもしかたない ホテルのレストランへ そしたら豪華絢爛なブッフェじゃないですか! 早速インドと言えばカレーということでカレーコーナーへダッシュ 何種類ものカレーが並んでます そして片っ端から食べていきました 「超絶うまいっ!」本格インドカレーがこんなにうまいとは いや これは本当にまた食べたいです。
そして翌朝 ロビーでタクシーを呼んで会社へ行くのですが待てども待てども来ません いいかげん遅刻しそうなので聞いてみました。すると「もう来て行っちゃったよ」とのこと・・・・「はあ???」 いやいや私ここにいるんですけど・・・・ (後でわかったのですがタクシーの運ちゃんは名前じゃなく行先だけ聞いてその行先と合っている人を乗せて行っちゃったそうなんです。しかも普通にあることだそうで)
とは言ってもしかたない そこら中に私と同じ思いをしている人たちがうじゃうじゃ ホテルのフロントの人に頼んでなんとか別の人を手配してもらい乗り込むがなんと相席・・・・同じ方面の人だそうです・・・こんなことってある??
いやはや なんとも朝から一波乱ありましたがなんとか会社へ到着しました。もうこの時点でだいぶ疲れてます。
さて 気を取り直してスタッフたちと軽く打ち合わせをして早速出発準備です。目指すはシムラーさあ本番は明日からです。
そして翌日
会社のあるニューデリーからまずはひたすらシムラーを目指します。
若い人は知らないかもしれないがその昔「電波少年」というTV番組がありその中の名物企画としてヒッチハイクでユーラシア大陸を横断するという企画がありましたがなぜかそれが頭に思い浮かびました。「ああ彼らはどんな思いでここを通ったんだろう」みたいに少し感傷的にもなりながら。
途中で休憩するたびにチャイをいただきます。ミルクティーにショウガが入ったような飲み物ですね やたら甘いですがおいしいです
ようやくシムラーへ到着 思ってたよりも道はまあまあ良かったので比較的順調でしたね とは言ってももうすぐ夕方なのですぐにホテルへチェックインし辺りを散策してみます。するとスタッフが「見てみろあれがヒマラヤ山脈だ」 お~!なんと本物のヒマラヤ山脈が見えました! このときはちょっと感動しましたね
このあたりはヒマラヤ山脈へトレッキングに行くときの玄関口になってるようで思ってたより人が多いです なるほどこれだけ人口がいれば調査の対象にもなるなとこの時納得
そして食事をしながら現地のスタッフにこう言われました。「このあたり夜は危ないから出歩かないように特に裏山のほうは」
なるほど やっぱり治安が悪いんだな いやいや僕はもうそういうの慣れてるから言われなくてももう雰囲気でわかりますよ ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
いや そうじゃなくて・・・・・
「トラが出るから」
私「(絶句)・・・・・・・」 「お おう(-_-;)」
この続きは後編で ではでは
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