サロンで行った熱中症の話
熱中症の講話
いきなり認知症以外の話を掲載いたしますが、先日、近隣の高齢者サロンで熱中症について講話を行う機会があったので残しておこうと思います。
熱中症について
熱中症は、体の水分と塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能がうまく働かなくなります。初期の症状として、めまいや立ちくらみ 、手足のしびれ、筋肉のけいれんや痛み(こむらがえり)が現れます。
症状が進むと、吐き気気や嘔吐、力が入らないなどの症状が現れます。
さらに重症になると意識障害やけいれんを起こしたり、体温が著しく上昇し、最悪の場合は死亡する可能性もあります 。
暑さ指数について
今回、注目していただきたいのは暑さ指数という指標です。
環境省のHP(リンクを貼っています)で、「暑さ指数28(厳重警戒)を越えると熱中症患者が著しく増加します。」と記載されています。
この暑さ指数という指標は皆さん、ご存知でしょうか?
外で働く職業の方々はご存知の方が多いかも知れませんが、室内で活動の多い人は知らない人もいるでしょう。
熱中症は気温だけでなく、湿度も影響します。そのため午前中に雨が降って午後に晴れるといったケースも注意が必要です。
ぜひ、気温だけにとらわれず湿度にも注目していただきたいと思います。
熱中症対策について
暑さを避ける工夫として、エアコンの使用はぜひと思います。
日ごろからの健康管理で、健康チェックは必要です。体温なども測ると良いです。
適度な運動で体力づくりは必要と思います。
年々、気温の上がり方は厳しくなっているので、ぜひ水分を摂取して健康に気を付けてください。
最後に
熱中症は体の水分量の少ない高齢者に注意が必要なことは確かです。一方で、体の水分量の多い乳幼児も代謝が盛んなため発汗が多く注意が必要です。涼しく過ごせる様な工夫をして健康に留意して過ごしていただければ幸いです。
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