自分の関心ごと 大阪にある藍野大学 医療保健学部看護学科 公衆衛生看護学領域の阿部と言います。 2023年7月に初めてこのnoteを活用して記事を書き込みます。 自分の研究や関心のあることを書きこんでいきます。 私の関心あることは『保健師の地域づくり』です。以前は、子育てのしやすい地域づくりを考えていました(また取り組んでいきたいと思っています)。しかしここの所、認知症の人に関わる事が多いため、認知症の人たちの住みやすい地域というものを考え始めました。 まずは一つ、神奈川県
2023年の7月22日から日本地域看護学会(リンクあります)の次世代育成推進委員会(リンクあります)の委員を担うことになりました。この委員会は学のある人や研究者として能力のある人ばかりなので非常に恐縮です。その分、レベルの高い人たちの考え方や行動の仕方を知ることが出来るため楽しみであります。意欲的な人たちといると刺激が多く、わくわくします。 第26回の学術集会のワークショップでは、実践者(現場で働く人)、研究者(教育機関や研究所で働く人)からのお悩みを聞いて、皆で一緒に
コグニティブフレイルという言葉をご存知でしょうか? フレイル(健康長寿ネットのリンクあります)という言葉はだいぶ知っている人は増えてきました。保健師としては、高齢者に限定した言葉でなく、それより前の世代から食事の大切さ、運動を行う事や社会参加をする事の重要性を説いております。年を取ってから様々な健康に留意をしようと思っていても、若い時からの蓄積であるため、不健康な生活の結果として気づいたら大病を患う、または重症化している事は多々あります。 コグニティブフレイルは、神崎恒一
本日は認知症基本法について、記事に残しておきたいと思います。 私が注目したところを抜粋していきます。衆院で提出されたものが微修正されたのか、参院で通ったものは少し違いありました。 以下の2つの資料を中心に考えてみました。 共生社会の実現を推進するための認知症基本法について (厚労省資料リンクあり) 共生社会の実現を推進するための認知症基本法 (参議院資料リンクあり) 共生社会の実現を推進する認知症基本法案共生社会の実現を推進する認知症基本法案の構成は 第1章 総則(第1条
熱中症の講話いきなり認知症以外の話を掲載いたしますが、先日、近隣の高齢者サロンで熱中症について講話を行う機会があったので残しておこうと思います。 熱中症について 熱中症は、体の水分と塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能がうまく働かなくなります。初期の症状として、めまいや立ちくらみ 、手足のしびれ、筋肉のけいれんや痛み(こむらがえり)が現れます。 症状が進むと、吐き気気や嘔吐、力が入らないなどの症状が現れます。 さらに重症になると意識障害やけいれんを起こしたり、体温が著