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15歳猫の看取り

我が家には猫が3匹います。その中の15歳の子が今際の際にいます。1年くらい前から体重の減少が指摘されていました。ロイヤルカナン腎臓サポートという1粒でもカロリーが高めのフードも与えていました。しかし、体重が増加に転じることはなく、歯茎からの出血、血尿、けいれんと続きました。

動物病院と電話で話しても高齢ですからということ。自分で調べたら室内飼のメス猫の平均寿命は16歳ということなので、納得もいきました。また、獣医師とも体重が増えない原因は、加齢に伴い消化吸収の機能も低下するとのこと。

先週から体調が大きく崩れました。幸いなことに神戸に住む大学生の息子が連休で帰省しました。離れて暮らす娘も帰ってきました。家族全員の顔と声を聴かせてあげました。いやこれは逆で、人間の方が後悔をしないための儀式です。

妻によく懐いている子で、いつも妻と一緒に寝ています。体調を崩した今でも妻の横に寝かせています。日中も私が家にいるので、猫もひとりになることはありません。

今は看取りの段階で、ソファーに横にしています。水は飲みますが、フードは食べません。時々けいれんをしま。ペットといえども看取りというのはペットのためでもあり、飼い主のためでもあります

つらい時間が早く過ぎ去りますように。


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