運動前にストレッチはすべきか?
皆さんこんにちは!
今回は、お客様の質問を頂いたので、それについて考えてみようと思います。
Q:運動前にストレッチはすべきか
ストレッチ、した方が良い!とすべきではない!論争が長らく続いております。
結論から言うと
静的なストレッチは運動前にすべきではなく、実際の運動に合わせカラダの可動域を広げる動的ストレッチはすべき。
です。
そもそも皆さん、ストレッチには3種類ある事をご存知ですか?
スタティックストレッチ
→筋肉の伸張反射*が起きないように、反動を用いず30秒~60秒ほどの長い時間をかけて行うもの。
ダイナミックストレッチ
→足を回したり、カラダを曲げ伸ばししたり、関節の可動域を広げながら筋肉を活性化させていくもの
バリスティックストレッチ
→ダイナミックストレッチより更に大きな動きを伴いながら、筋肉の活性化及び関節可動域を広げていくもの。
*伸張反射...筋肉が急激に伸張(伸ばされる)ことに対して、これ以上伸ばす事が出来ない位置までいかないよう、収縮(縮む)を行う事。
一括りにストレッチとは言えど、シチュエーションに応じた選択が求められる、という事です。
では、最初の問いに戻ってみましょう
Q:運動前にストレッチは効果的か
この問いは恐らく以下画像のようなストレッチを想定していると考えます。
そうです、スタティックストレッチの事です。(こんな顔になるかは置いといて)
このスタティックストレッチは、運動前に実施すると、弛緩した筋肉が収縮する力を上手く伝える事が出来にくくなり、「筋肉よ、縮め!」という脳から神経への信号が鈍くなる事から、運動時のパフォーマンスが低下すると考えられています。
高校ラグビー界を見ていても、まだまだこのようなスタティックストレッチを運動前のウォーミングアップとして実施している選手が沢山いると感じています。
これはそもそも運動前のストレッチの意義を丁寧に教わった事が無いからだと思います。
運動前のストレッチは、
筋肉を伸ばす事
が目的ではなく、
カラダの動きを出す事
が目的であることを頭に置くと、取り組むべきメニューも変わってくると思います。
以下、ダイナミックストレッチとバリスティックストレッチの参考動画となります、是非おためしください!
ダイナミックストレッチ
バリスティックストレッチ
最後まで読んで頂き有り難う御座いました!
よければスキとフォローして頂けると励みになります!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?