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10. 現場マネージャーが取り組むこと

唐突ですが、

最近、"マネージャー無理ゲー説" が流行していませんか?

昔より今のマネージャーは大変なんですよ、とよく言われます

チームの成果を出すのは当然として、他にも

  1. コンプアイアンス(〇〇ハラスメント等)

  2. ハイヤリング(新卒、キャリア中途採用)

  3. オンボーディング(新人、若手、異動者)

  4. メンタルヘルスケア

  5. ダイバーシティーでインクルージョンした職場作り

  6. ジョブ型雇用への対応

  7. キャリアデザイン

  8. リストラクチャリング

  9. ロングタームリーブ(育児、介護)などの対応

  10. チームビルディング


ほら、こんなに大変(笑)


これだけ、いろんなことに対応しなきゃいけないのがマネージャー

そりゃ無理ゲーだよねと言われるわ

かつ、自分自身もプレーヤー

マジ大変


こんな状態で、昔の私のように、一体何から手をつけようか?と悩んで考えまくって、研修を受けた日には、チームビルディングや対話とか、やりたくなってしまいます


実際、やりました


で、空周り。笑


めちゃ、気持ちはわかるんです


自分がそうだったから


この手のことって普段やってないからこそ、新たにやると何かがかわるきっかけになる気がするんですよね


じゃ、何すればいいの?


私のオススメは、仕事の効率化です


こういったチーム作り系の活動に手を出そうとするよりも、目の前の仕事を確実に、早く、正確に、よりすばらしいものをつくりあげて、価値を顧客にお届けすることに専念しましょう

仕事の効率化を目指す中で、チームで話し合いもしますし、その中で目指すべきゴールも出てくるでしょう


そして、ちょっとでもいいので業務を効率化して、目に見える成果を出すことに専念するのがいいです


私は、チームビルディングや対話を否定していません。逆に、めっちゃ大事と思います。だからこそ学び・実践しました(今もやってます)


しかし、です


現場のマネージャーがこのような、専門用語では組織開発といわれるエリアに、深く考えずとりあえず手を出そうとすると、空回りすることも多い気がします

現場のメンバーからは、そっぽをむかれるリスクがいかに高いことか

なんとなく対話したけれど、仕事の成果につながってないことがなんと多いことか


実は、これ過去の私です

今はアプローチ、考え方をちょっと変えました


やったことは簡単で、順番を入れ替えるだけ

  1. 仕事の成果を出すことを全面に打ち出す

  2. ゴールに向けて、アイデアを出して、いいたいことは全て出し切って話し合う

  3. 合意したものをとりあえずやってみて、ダメだったところを見直して、またやり直すサイクルを、何度も回す


当然じゃん、と突っ込まないで下さい

当然なんだから。笑


マネージャーは悩みの迷宮にはいると、ついついカタカナ用語の、ワールドカフェとか、〇〇ワークショップとかいう誘惑に惹かれます


問題は、その手段が仕事の結果につながらない

なぜなら手段がメインディッシュになってしまいがちだから

でも、上記の仕事の成果を目指すプロセスの中に、チームビルディング的なことも含まれてますし、対話的なことも当然含まれています


どっちをメインにして押し出すかだけの問題です


これを「組織開発アプローチで仕事の成果を出した」といってもいいでしょうし、識学さんのように、クセ強め&ハッキリと仕事の成果・マネージャーの権限を前面に押し出すのもありでしょう
(ちなみに識学さんの安藤社長の講演は何度か聞いたことがあり、尊敬しています)

僕にはどっちも同じに見えます。1つのコインを、表側から言ってるのか裏側からいってるのかの違いに感じます

でも、僕のような普通の現場の人間は、きっとチームビルディングとか一言もいわなくていいと思う

とにかく、仕事の成果を出しましょう

このやり方がパワハラ的だったり、完全放置だったり、1000%ぐらい達成不可能な目標を立ててはダメ

人とチームの力を信じて、みなで話し合い、(できる限り)合意して、最後はマネージャーが自身で責任をもって決定する

その中で人は成長する

成果がでれば嬉しいし、コミットメントもあがります

業務が効率化すれば、浮いた時間を新たなことに費やせます

現場が、やることは、仕事の成果を出す、顧客に価値をとどけ、社会へ貢献する

どのようにやっても、やり方は何と呼んでもいいと思います

現場が向かうのは、顧客であり、社会なのですから














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