2. マネハプを成功させるために必要なこと①ファリシテーター
前回、こちらで悩むマネージャーへマネハプ(マネジメントハプニングス)を紹介しました。詳しいやり方は書きませんでしたが、いくつか大事な要素があるのでご紹介します。
ファシリテーターが大事
慣れればファシリテーターはいなくて大丈夫ですが、最初の数回は経験者(できれば、人材育成担当者)がファリシテーターを務めるのが理想です。
マネージャー同士が集まり、ただの愚痴大会になっては悲しくないですか?
ただのガス抜きにならないように、目的の打ち込みと、会の雰囲気・空気をつくりだし、そして外れそうになった際は、きちんと介入する。これをできる人が、特に最初のうちは重要です。人事部の研修担当者やHRBP、マネハプ経験者、外部講師などへ頼めます。
そんな人間、社内にいないよーというお困りの方は、ぜひお声がけください。笑
愚痴大会で終わらせず、自律自走できるようになるためにも、最初は型をきちんと習って始めるのが良いと思います。
目的の打ち込みが超大事
どんな研修やワークショップをするにも、何の仕事をするにも、目的が大事です。
一体、俺たち何のためにやってんだっけ? とフラフラしないように、目的をしっかり打ち込んで、握り続けることが大事。
マネージャーのみなさんが成長をサポートするためにやってます
ご自身のマネジメントをレベルアップするためにやってます
チームの成果、組織の成果を出すためにやってます
みなさんの組織で、どんな言葉で、どう伝えるかは、状況に応じてご自身のスタイルでご紹介ください。
効果を語り、やる気をあげる
いろんな効果があると思いますが、代表的なものを記します
他人に話すと、新たな気づきが生まれる
他人に話すと、自分だけじゃないんだと思える
異なる部門で集まると、より多様的な見方が出来るようになる
本音でぶっちゃけ、自己開示することで、マネージャー同士の関係性がよくなって、
部門をまたぐコラボレーションが会社の至る所で生まれ、
新たなアイデアにつながる可能性があるし、
少なくとも、大失敗を未然に防げるようになる
部門最適から全体最適の組織になる
部下への指導、コミュニケーションスタイルも変化する
小さいけれど、大きな変革の第一歩となる
最後には売上・利益に貢献する
いいことだらけ。笑
やらない理由はない
この辺りのことを、組織の偉い人(部長さんや本部長さん)に、実情に応じて、自分の言葉でお話をいただき、目的をしっかり打ち込んでください
詳しくはこちらの本が超オススメです。理論っぽいことも書いてありますが、現場のマネージャーへ向けた応援メッセージで、具体的なやり方や、多くの企業の実例も紹介されています。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました!